部屋の飾りは「ほどほど」がいい理由

子ども部屋や教室の装飾にも注意が必要です。

ガチャガチャうるさい装飾を施した教室と、簡素な装飾をした教室で生徒を学習させ、生徒たちの目線を追跡した研究があります(”Visual environment, attention allocation, and learning in young children: When too much of a good ting may be bad.” A. V. Fisher, K. E. Godwin, and H. Seltman.)。

ガチャガチャした教室では、平均でクラス時間の21%の間、生徒たちの目線が教室の装飾に向いていました。一方、簡素な教室では、3%にとどまったのです。

テスト結果も、ガチャガチャした教室の生徒たちは、簡素な教室に比べ、20~30%も下回っていたのです。

ただ、こうした結果があるからといって、簡素な装飾にこだわらなければいけないというわけではありません。

クラスの写真を飾ったり、行事の思い出を想起させる飾りがある場合には、帰属意識を高めたり、モチベーションを上げたりする効果もあるからです。

やや簡素よりの学習環境を求めながらも、装飾があるときは、なぜその装飾があるか?学習やパフォーマンスの効果につながるのか?をしっかり考えながら、子どもの勉強部屋や教室、仕事環境をつくっていく必要があるのです。

(この記事は星友啓公式ブログの人気記事をもとに大幅に書き換えたものです)