3分仕事Photo:PIXTA

ダイヤモンド・プレミアム(有料会員)ならダイヤモンド社のベストセラーが電子ブックでお読みになれます!月ごとに厳選して提供されるダイヤモンド社の話題の書籍から、ここでは一部を抜粋して無料記事としてお届けします。全体をお読みになりたい方はぜひダイヤモンド・プレミアム(有料会員)にご登録ください!今回は2021年8月提供開始の『すべての仕事を3分で終わらせる 外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術』。仕事の9割は3分で終わると言います。

はじめに
膨大な仕事を小さくして、最速で成果を上げる!

 私は今までアクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトの3社で21年、うち14年はシンガポールのアジアハブで働いてきました。

 そこで学んで、磨いてきたことは、日本のビジネスにおける課題「労働時間の長さ」「生産性の低さ」を解決できるものと確信しています。

 外資系企業では、早ければ1週間、遅くても3カ月の間で、成果を出さないとクビです。こんな環境で生き抜くために、3つのことを心にとめて仕事をしてきました。

(1)すぐに動く
(2)期限を死んでも守る
(3)常にインパクトを意識する

 日本にいるときは、この3つを厳守するために、プライベートの時間をすべて犠牲にして、毎日午前2~4時に帰宅して仕事をこなしていました。

 しかし、海外では「残業をゼロにしないとクビ」の世界です。部下に残業をさせるのもご法度で、自らが残業しても「仕事が遅い=仕事ができない」と判断されてクビになります。

 そこで、私は心がけるべきことに、4つ目の項目を加えるようになりました。

(4)仕事を圧縮する

 時間をかければ、誰でもそれなりの成果を出せます。だからこそ、最小限の労力で最大の成果を出す人が評価されるのです。

 つまり、時間当たり生産性の最大化が求められるのです。本書を手に取られた方は、次のようなことでお悩みではないでしょうか。

・「上司の指示通りやっても、うまくいかない」
・ 「一生懸命頑張ったけど、期日までに結果が出ない」
・「最後の最後で上司やクライアントにダメ出しを食らう」
・ 「なんとなく後回しにし、結局時間がとれなくなる」
・「急なトラブルで、焦って仕上げが雑になってしまう」

 グローバルトップ企業3社で働いてわかったこと。それは、「仕事とは、上司やクライアントへのサービス」だということです。