シリーズ18万部突破!『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』の著者・精神科医Tomy先生が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」で元気が湧き出る言葉を音声配信。コロナ禍が続き、不安やストレスを抱えがちないま、言葉のパワーで心のなかに小さな希望を増やしてくれる。きょうのひとことは、これ!
「頭の中の部屋をスッキリさせて!」
あなたがいま考えなくてもいいことは?
きょうのひとことは、
「頭の中の部屋をスッキリさせて!」
部屋には、なるべく余計なモノを置かないようにしています。
いらないと思ったモノは捨てて、絶対にいるモノだけを置くようにしているんです。
そうすると、頭の中もスッキリします。
部屋の中と頭の中は、調和がとれていくものなんですね。
部屋がスッキリするとモノとモノの間に、間(ま)が生まれます。
その間(ま)がスッキリ感を出して、部屋の印象が豊かになります。
モノをたくさん置いてある部屋っていうのは、生活感が漂い過ぎてしまいます。
たくさんお金をかけてモノがあるにもかかわらず、高級感が失われたりするんですね。
不必要なモノを思い切って処分して、残った数少ないモノで部屋の中をシンプルにすると、逆に高級感が生まれてきたりします。
これが頭の中をシンプルにする方法と関係してくるんです。
頭の中というのは、放っておくといろいろとモノが増えてきて、ゴチャゴチャしてきます。
漠然と考えていると、考えることが増えてきて、頭が疲れてくるんです。
だから、頭の中のいらないモノを一掃してあげる。
つまり、いま考えてもしょうがないモノ、いま考えたところでどうにもならないモノを、頭の中から処分するのです。
「自分の頭の中に部屋がある」とイメージしてみてください。
その部屋の中にいろんなモノが置かれているとイメージするのです。
はるか昔、小学校の頃の失敗を思い出して嫌な思いをしたとか、以前宿泊したホテルで嫌な思いをしたとか、割とどうでもいいことから、これから髪を切りに行ってくるんだけど髪型をどうしようかなとか、次の仕事のテーマは何にしようかなとか、わりと考えるべきモノと、いろんなモノが散在しているわけなんです。
そういうときに「自分の頭の中の部屋」をイメージして、いま考えてもしょうがないモノは処分して、いま考えるべきモノだけを残しておくようにします。
そうすると、自分の頭の部屋がシンプルになってくるんですね。
いま考えるべきモノとは、たとえばきょう髪を切りに行くけれどどんな髪型にしようかとか、週末が締め切りの仕事をどれくらい進めるかとか、これくらいのことしか残らなかったりするんです。
考えるべきモノを残して、考えなくていいモノを減らしてあげることによって、脳の疲れを減らすことができます。
住まいをスッキリさせるだけでなく、自分の頭の中の部屋も常にスッキリさせるようにしておきましょう。
きょうのひとことは、
「頭の中の部屋をスッキリさせて!」
でした。
参考になったかしら?