“犬&猫の日”に知りたい、ペットに元気で長生きしてもらうための新常識「うちの子」愛犬・愛猫のために知っておくべき新常識とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

今日11月22日は「いい夫婦の日」として知られていますが、実は犬と猫の日(わんわん・にゃんにゃんの日)でもあります。この日に発売する『週刊ダイヤモンド』11月27日号の第1特集は、「犬&猫 うちの子の大問題 病気・老い・お金」です。ペットを取り巻くさまざまな問題を完全なる飼い主目線でレポートしました。ペットの悩みが全解決する一冊です。(ダイヤモンド編集部副編集長 杉本りうこ)

編集部に続々寄せられた
ペットをめぐる悩み

 コロナ禍は、暮らしと社会のあらゆる側面に大小さまざまな変化をもたらした。“ペットブーム”もその一つである。コロナ禍のさなかで、ペットを新たに飼い始める人が増えている。在宅で過ごす時間が長くなる中、「ペットから癒やしを感じ、気持ちの面で良い影響を受けている」(ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」)のだという。

 だが犬や猫が人間に与える感情は、癒やしばかりではない。悩み、不安、疑問、恐れ……。こういった感情と無縁ではいられなくなるのが、愛犬・愛猫との生活だ。

 その様子は、犬・猫を飼っている人を対象にダイヤモンド編集部が実施したアンケート調査からも浮き彫りになっている。次のような声が続々と寄せられた。

「老齢犬なので歩くのもやっと。日常のケアや介護、医療など正解が分からない。何かにつけて費用がかさむのも不安」(兵庫県・60代男性)

「うちの猫は今は健康だが、今後かかる病気とその治療費が心配」(東京都・40代女性)

「体が弱いので長生きしてほしい」(神奈川県・50代男性)

「ペットとは言葉での意思疎通ができないので、具合が悪くなったときにすぐ察してあげられるか不安」(兵庫県・50代女性)

「体重の増減が気になるが、健康にどの程度関係するのか教えてほしい」(東京都・60代男性)

「犬の病気や治療法の情報が少なく、どこに相談したらよいのかすら分からない」(北海道・50代男性)……

 なぜこれほどまでに悩みが尽きないのか。その理由は、愛犬・愛猫が家族同然の存在だからに他ならない。