フジテレビ「ノンストップ!」、NHK「あさイチ」などで話題沸騰中の、片づけアドバイザー石阪京子さん。彼女のメソッドは、なぜ、片づけが苦手な人でも、きっちり片づき、その後もリバウンドせずきれいな状態をキープできるのか? どうして、これまで失敗を繰り返した人が、二度と散らからない「最後の片づけ」にすることができるのか?
片づけられない人たちの“最後の駆け込み寺”・石阪京子先生の大ヒット8刷の最新刊『一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!』を引用しながら、石阪メソッドの心構えとテクニックを解説します。
空気を抜くのも「コンパクト化」のための大事な要素
前回までの連載で、モノをコンパクト化して、スペースを生み出す秘訣として、次の4つを紹介し、①②③まで具体的手法を説明しました。
①入れ子にする
②宙に浮かす
③パッケージから出す
➃空気を抜く
今回は➃の「空気を抜く」について説明いたします。
置きたいスペースの大きさに合うようにキュっと縮める
③のパッケージを取ることも空気を抜くことに通じますが、さらに、ダウンや布団など、空気を多く含んでいるモノの空気を圧縮することも大事です。
でも、私は布団圧縮袋はおすすめしていません。手間がかかるし掃除機も必要になってくるからです。しかも袋が大きいから、圧縮しても置きたい場所の大きさに合わないことが多いのです。しかも、つるつるすべるから上にモノを積めなくなってしまいます。
私が布団収納でおすすめしているのは、本書でも紹介したイケアのスクッブです。布製なので軽く、サイズ展開やデザインも豊富。チャックで開け閉めするタイプのケース(44×55×1cm)には、羽毛布団が余裕で入ります。しかも、長方形で縦にも横にもできるため、スペースを有効に使えます。
このように、形がいびつなモノは全部、四角いケースに入れコンパクトに収納します。例えばぬいぐるみとか、おもちゃとか。収納ケースの形をそろえて四角く積めるので便利です。
いずれにしても、収納方法を考えるのは「3日片づけ」が終わってから!「3日片づけ」の実際のやり方や、おすすめの収納用品の具体例などは、拙著「これが最後の片づけ!」を、ご参照いただければと思います。