【Twitterフォロワー数52万人、YouTubeチャンネル登録数54万人】と、今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第2弾『子どもが伸びるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育て○×図鑑』ができました!
子育ての悩みは、決して親の能力や愛情の深さの問題ではなく、子ども特有の気持ちやものごとのとらえ方、体の状態を知るだけでうまくいくことが多いと、てぃ先生は教えてくれます。
この連載では、「てぃ先生が実際に試して効果のあった伝え方」や「保護者が絶賛した斬新なテクニック」を厳選。「子育ての困った」が「成長」に変わるコツをお伝えしていきます。

カリスマ保育士てぃ先生も実践!<br />朝ぐずって起きない子が<br />機嫌よく起きるスゴ技とは?Photo: Adobe Stock

まずは1週間!
寝かしつけと同じ要領で、
添い寝しながら起こそう

 子どもが起きないとか、起きてもぐずってしたくが進まないという声をよく聞きます。保育園にはお昼寝の時間があるので、これには僕もすごく悩みました。

 そこでいろいろ試すなかでいちばん効果があった方法、それが「添い寝起こし」です。

朝の子どもは安心感が薄い状態

 なぜ効果があるかというと、寝かしつけるときは、横についてトントンしてあげながら「今日も楽しかったね」「〇〇くん大好きだよ」と、優しい雰囲気を作ることが多いですよね。そのほうが子どもが安心して寝るからです。ここがポイントで、子どもは安心感が何よりも大事なんですね。

 日中はママパパにほめられたり抱っこしてもらったりすることで、安心感を得ることに必要不可欠なオキシトシンというホルモンの分泌につながります。それがあるからこそ、行動しようという意識が生まれやすいんです。

 朝はまだそのホルモンが少ない状態なので、安心感が薄い状態。そんな不安定な状態に「はい、起きて!」「いいかげんに起きなさい!」「早く起きないと遅れちゃうよ」「早くごはん食べて!」と、安心感とはほど遠い言葉をかけると逆効果になり、いっそうぐずってしまうんです。

 ですから寝るときと同様に子どもに対して「大好き! アイラブユー!」って気持ちを伝えながらスキンシップをすることで、不安が払拭されて、機嫌がよくなりやすいんです。

「優しく言ったら余計起きない」は先入観

 添い寝で起こすとスキンシップが発生しますから、目覚める前から安心感が生まれているわけですね。添い寝しながら「〇〇ちゃん起きてね」とか、頭をなでながら「大好きな〇〇くん起きて」と言ったほうが、起きてすぐ安心を感じられますよね。だから、きつめに「はい、起きて!」と言われるよりも、よっぽど起きる意志が生まれやすいんです。

「いや、そんな優しく言っていたら、余計起きないでしょ」って思われるかもしれないんですが、これは先入観にすぎません。寝かしつけと同様に「あなたのこと愛してるよ、君はここにいて大丈夫なんだよ」と安心感をもたせることで起きやすくなるし、起きた後もぐずりにくくなる。僕の経験からも実証済みです。

20秒以上で効果が出る

 ただ、これには時間が必要ですよね。5分くらいあると理想的なんですけど、僕自身も保育園でひとりの子にそこまで時間をとれないことも多いので、だいたい30秒~1分くらいやっています。

 スキンシップによるホルモンの分泌は20秒以上で始まるともいわれているので、だまされたと思ってぜひ、まずは1週間やってみてください。

 本原稿は、てぃ先生著『子どもが伸びるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育て○×図鑑』からの抜粋です。この本では、ママパパの子育てが楽しくなって、子どもの「困った」が「成長」に変わるコツを紹介しています。一緒に楽しく、子育てしてみませんか?(次回へ続く)

カリスマ保育士てぃ先生も実践!<br />朝ぐずって起きない子が<br />機嫌よく起きるスゴ技とは?
てぃ先生(てぃーせんせい)
関東の保育園に勤める男性保育士

保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。

他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。

ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、Twitterフォロワー数は52万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。

著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。