婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、試着の際のふるまいについて紹介していきます。
試着した服をそのまま返さない
試着した服は、ファスナーを閉めたり、ボタンを簡単にとめたりして返しましょう。
裏返し等のまま返すのはもってのほか。ほんの少しのひと手間を当たり前にかけられるかが、育ちを問われるところなのです。
脱いだ靴、ストッキングや靴下はきれいですか?
試着のときに脱いだ靴は、きちんとそろえましょう。前を向いて脱いだままでは、丁寧さに欠ける日常生活が垣間見えるようです。
また、靴を脱いだときにストッキングが破れていたり、ペディキュアがはがれていたり、靴下に穴があいていたりするのはいかがなものでしょう。
いつ何時でも堂々と靴を脱げるのが、毎日を丁寧に過ごされている方です。もちろん靴を試着するときにも、同様ですね。
買わないときも堂々と
また、私はよく「試着して気に入らなかった商品を断るのが難しい」というお悩みをお聞きします。
サイズが合うか、似合うかなどを試すための試着ですので、希望に合わなければスマートにお断りしましょう。
ただし、いろいろとご用意いただいたスタッフの方には、「せっかく奥からお出しいただいたんですが……」「たくさんご紹介いただいてありがとうございました」など、お礼や簡単なお詫びを伝えることを忘れずに。
かえって堂々とした素敵なお客様という印象を与えます。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!