持っていないなら持っていないでいいのです。返事なしは、どう対応していいかわかりません。この人の返事は結局、当日まで来ませんでした。接種証明を持っていないのに、自分で取らず、会社任せでグズグズしていたのです。
結婚式では、欠席の連絡をすぐに出すと感じが悪いのではないかという思い込みがあります。主催者側としては、何人出席かでダンドリを変える必要がありますが、連絡の遅い人は、2~3日前になって、「前の予定が変更できないかトライしていたんですけれども、どうしても動かすことができなくて、今回は残念ながら欠席いたします」と言ってきます。
こうした返事が遅い人は次回、誘ってもらえません。これが会社でも学校でも教えてくれないマナーです。
品格のある人は、出席の連絡も欠席の連絡も一番に返します。主催者は、これが一番助かります。
返事の遅い人は、自分で幹事をしたことがないのです。一度でも幹事をやったことがある人は、欠席の返事でも早くもらうほうがいいとわかっています。
返事の遅い人は、人生がすべて受け身になっています。
受け身側から自発側にまわることで、「また、会いたい」と思われるかどうかが決まるのです。
「つまらない」と言うか、「初めての体験」と面白がれるか
「○○に行ったけど、つまらなかった」と言う人がいます。「つまらない」と言うのは、楽しませてもらえなかったから。「楽しませてもらおう」という受け身の姿勢が根底にあるからです。
相手から何かをしてもらおうという受け身の姿勢の人は、何もしてもらえなかったことの憂さ晴らしに、「つまらなかった。みんな行かないほうがいいよ」という情報を流すのです。