メールのやりとりで相談した用件の結論が出たとき、相手のメールが最後になっていると、「ここで返信したほうがいい? このままでいい?」と迷うことがあります。こんなときには、どう判断するのが正解なのでしょうか?(本連載は、中川路亜紀著『気のきいた短いメールが書ける本』からお届けしています)
1.基本は「お願いごとをした側」のメールで終わる
アポイント依頼などの場合は、無事に日時が決定したら、頼んだほうが、次のような確認を兼ねたお礼メールを出したところで、やりとりを終えるのが一般的なパターン。
では、5日3時におうかがいしますので、
よろしくお願い致します。
他の依頼ごとでも依頼した側のメールで終えるのが基本。
もちろん、いつも定型的なやりとりで終わるわけではなく、余談が続いたりすることもあります。
そんなときは自然な流れに任せてよいのですが、どうしても迷うという人は、次のようなことも頭に入れておくと安心です。
2.目下のメールで終わっておくと安心
みんなが気をつかうようなVIPとのやりとりでは、依頼した側・された側にかかわらず、こちら(目下)のメールで終わるようにすると、安心です。書くことに困るときは、
お目にかかれることを楽しみにしております。
など、改めてお礼の言葉を書いてもよいでしょう。
3.終わりの合図になる言葉
ここで切り上げたほうがいいなと思ったときは、以下の5つのように終わりの合図になる言葉を書くのもよいでしょう。
またご相談させていただくことがあるかもしれませんが、
まずは、これで進めさせていただきます。
ぜひまたよろしくお願い申し上げます。