ネットワークに常時つながっているということは「トイレの落書き」「居酒屋での放談」とはわけが違います。みんなに見られているという恐ろしさと責任を自覚しなければなりません。そもそも人を傷つけないことは、ネットリテラシー以前に人間として当然の倫理です。
ネットの二次情報に振り回されない
SNS時代に情報を見るリテラシー
今はちょっと検索すれば、さまざまな口コミサイトや掲示板などで、労せずして簡単に企業に関する「裏」情報が手に入る時代です。そこでは、信憑性の低いもの、フェイクニュース的なものも含め、第三者が実に勝手にいろいろなことを言っています。
検索サイトの検索窓に企業名を入れると、「ブラック」と予測変換で出ることも日常茶飯事でしょう。しかし、どんな時にも絶対に忘れてはならないのは、最終的にはあなた自身が判断をする当事者であるということです。
他人の発した情報は、所詮二次情報に過ぎません。それに振り回されるのは時間の無駄ですし、もったいないことです。一次情報とは、この場合、あなた自身が実際に企業に出向いたり、企業の人とやり取りしたり、企業の説明会やインターンシップや面接などに参加して得た印象なり、経験なり、見聞きしたりしたことです。基本的には、あなたが自分で取ってきた情報を基に、その企業について判断すべきであり、根拠の怪しい二次情報はあてにならないと思ったほうがよいでしょう。