「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。9月30日からは、Audibleの配信も決定した新刊『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
お金を増やす5つの条件
10月の食品値上げは過去最多の6700品目に達し、累計2万品目以上が値上げされました。値上げ率は平均14%とのこと(*1)。火災保険料も過去最大の値上げです。給料も14%上がるなら支障ありませんが、期待できません。それどころか、児童手当が削減され(*2)、年金受け取り年齢のさらなる引き上げが既定路線化されるなど、私たちの生活は苦しくなる一方です(*3)。
多くの消費者が値上げ前にまとめ買いをしますが、在庫がもつのはせいぜい1ヵ月程度。一時しのぎにしかならないので、根本的な解決策とはいえません。
では、私たち消費者には、打つ手は何もないのでしょうか?
結論からお伝えすると、値上げラッシュに負けない根本的な解決策が、確かに存在します。それは、お金の「さしすせそ」をクリアした収入源を見つけること。お金の「さしすせそ」とは、(さ)再現性、(し)持続可能性、(す)ステルス性、(せ)節税力、(そ)即効性の5つです。
(さ)再現性:手順通りに行えば、誰がやってもうまくいくこと
成功例には、「(1)その人だからできたこと」「(2)運よくうまくいったこと」「(3)再現性があり誰でも真似できること」の3種類があります。たとえば、株やFXや仮想通貨などの資産運用の多くは(1)か(2)なので、再現性がありません。損しては元も子もないので、再現性は必須です。
(し)持続可能性:長期間にわたって無理なく続けられること
値上げ前のまとめ買いは一時しのぎなので、持続可能性がありません。同様に、生活費を節約して生活水準を下げる手法も、つらくて苦しいので長続きはしません。また、難易度が高い稼ぎ方や、体力勝負のハードーワークも長続きしないのでNGです。その意味で、持続可能性(SDGs)も必須条件となります。
(す)ステルス性:勤め先に気づかれずに稼げること
アルバイトのような雇われる副業を始めると、翌年の住民税の源泉徴収の際に、勤め先にバレてしまいます。たとえ副業が禁止されていないとしても、勤め先にバレることは避けたいもの。したがって、勤め先にバレずに稼げるステルス性も必須条件となります。
(せ)節税力:税金と社会保険料とを節約できること
「教育費」「住宅費」「老後資金」の3つを人生の三大出費といいますが、人生最大の出費は「税金+社会保険料」です。財務省によると、財政赤字を含む国民負担率は、令和2年以降6割前後で推移しています(https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/futanritsu/20220217.html)。
国民負担とは「税金+社会保険料」のことなので、収入の6割が事実上の税金として徴収されていたわけです。したがって、昇給しても6割持っていかれます。昇格すると出費も増えるので、手許にはお金が残りません。苦労が多い割には金銭面でのメリットがないということ。いずれにしても、節税力は必須条件です。
(そ)即効性:数ヵ月で手応えを感じられること
物価が一気に14%も上がったのですから、できれば数ヵ月以内にはなんとかしたいところです。待っても1年です。その意味では、本業で頑張るという選択肢はなくなります。なぜなら、昇給昇格という結果を出すためには、かなりの時間を要するからです。上司と人事次第なので、いかんともしがたい。即効性に欠ける努力ほど虚しいものはありません。
すべてを充たす選択肢は「稼げるライフワーク」一択
このように分析すると、まとめ買いも、生活費の節約も、資産運用も、アルバイトも、本業での昇給努力も、値上げラッシュに対する根本的な解決策にはなり得ないとわかります。
これに対して、唯一、5条件すべてを満たすのが、「稼げるライフワーク」です。「稼げるライフワーク」とは、お金を稼げるうえに節税もできる2つ目の「稼ぎ口」です。夢中に感じる「やりたいこと」、もしくは使命を感じる「やるべきこと」なので、即効性があって長続きします。「物販ビジネス」「賃貸ビジネス」「情報ビジネス」なので再現性がありますし、自営型の副業なのでステルス性も兼ね備えています。売上が300万円を超えなければ、副業ではなく「副業ごっこ」なので、副業禁止規定にも違反しません(*4)。
世界的な規模での物価上昇に歯止めがかからない以上、自分の身は自分で守るしかありません。しかも、収入減や年金受け取り年齢の引き上げも避けられない状態です。
このような状況下で、それらに対抗できる科学的メソッドは、「稼げるライフワーク」を2つ目の稼ぎ口にする「稼ぎ口二刀流」以外にはありません。この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
*1 10月の食品値上げは今年最多の6700品目 値上げ率は年内2番目の高さ 値上げラッシュは10月にピークアウトも予断許さず
*3 サラリーマンでもできる「黒字リストラ」に負けない自衛策
*4 国税庁「300万円以下は副業ではない」サラリーマンなら「2つ目の稼ぎ口」に今すぐ取り組むが大正解な理由
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。