婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 人気マナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。マナー講師として活動される中で、「これはマナーではないのですが……どうすればいいでしょうか?」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを集めて紹介したものです。今年も残すところあと少し!今回は忘年会シーズンに気になる、お酒の席でのふるまいについて、一部抜粋・再構成して紹介します。

お酒をついでもらうとき、飲むときは

なぜか特別扱いされる人が、お酒の席でしていることPhoto: Adobe Stock

●日本酒
和のものは基本的に両手で扱うのがマナーですので、おちょこについでもらうときも両手で持ちます。

●ワイン
洋のものになりますので、飲むときは片手で持ち上げ、もう一方の手を添える必要はありません。
注いでもらうときはグラスは持たず、触れもしないのがマナーです。

●ビール
本来日本の飲み物ではありませんが、ついでつがれてという日本人ならではの文化が浸透していますので、女性は両手で持ってついでもらい、湯呑と同様に片手は底面に添えていただきましょう。

お酒をつぐときは

ボトルの逆さ持ちはNGです。

右手首をクルッと返してつぐしぐさは、一見こなれたイメージに映りますが、上品ではありませんのでご注意を。

体ごと相手のほうを向き、ラベルのある正面を上にし、右手が瓶の上、左手が下となるように持ち、丁寧につぎましょう。

また、ビールのつぎ足しは、相手に確認をとってからが無難です。

つぎ足しを嫌う方もいらっしゃいますので、グラスに少しでも残っているときは、必ず「おつぎしてもいいですか?」とひと言お聞きしてからにしましょう。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【訂正】記事初出時より以下の通り訂正しました。
・見出し:お酒をついでもらうときは →お酒をついでもらうとき、飲むときは
・1段落目:●ワイン 洋のものになりますので、片手で持ち上げ、もう一方の手を添える必要はありません。 → ●ワイン 洋のものになりますので、飲むときは片手で持ち上げ、もう一方の手を添える必要はありません。注いでもらうときはグラスは持たず、触れもしないのがマナーです。
(22年11月10日16:00 書籍オンライン編集部)