「GOプレミアム」車両を選択したら、後はいつもの操作でOK。1点、注意しておきたいのが、「GOプレミアム」車両には屋根上の行灯(あんどん)や迎車などのLED表示がないこと。これは、「GOプレミアム」車両はタクシーではないから。実はハイヤーなのだ。
「GO」アプリで手配できるのにハイヤーサービスと打ち出すと混乱するので、あまりアピールはされていないようだ。ただ、ユーザーからすると実運用上はタクシーとほとんど同じなので問題はないだろう。走行ルートや距離、料金は「GO」のシステムで管理しているが、車内に料金メーターはない。もし、料金に不安があるなら、車両を呼ぶ際に目的地を設定して事前確定運賃を利用しよう。
ちなみに事前確定運賃は、あらかじめ目的地を設定し、ルートを決め、曜日や時間など需給トレンドを加味した上で設定された運賃を算出する仕組み。運賃がどんどん上がっていくのが不安とか、遠回りされているのではないか心配とか、止まる寸前でメーターが上がるのが嫌だという場合は事前確定運賃を利用した方が安心できる。走行中にメーターを確認できないGOプレミアムならなおさら活用したいところ。
多くの場合、最適な経路で向かうメーター運賃の方がわずかに安くなるが、渋滞や突発的な事故などで運賃がかさんだ場合でも、定額で済むのがありがたい。