「今日、何する?」「どこ行く?」「何食べる?」と思ったとき、開くと必ず答えが見つかる書籍、『旬のカレンダー』。1年12ヵ月、四季に合わせてそのとき「旬」の、食べ物、花、レジャー、家事、行事、そして神社参拝やお墓参りの作法……など、お金をかけなくても毎日を充実させるために知っておきたいことを400個以上も紹介しています。今回は、Dr.コパさんに伺った、新年の開運法について紹介します。

1月15日は、小正月

【一粒万倍日】より開運! 知らないと1年間ずっと損する運がいい人、お金持ちの人が決して外さない日Photo: Adobe Stock

1月15日は、小正月です。

旧暦の1ヵ月は、満月から満月を言いました。15日頃に満月がくることが多いことから、昔の人は、新年最初の満月の日、1月15日を1年のはじまりとして大切にしていたんですね。

小正月に行われる行事は、地域によって多種多様。『旬のカレンダー』では、木の枝に餅や団子を刺して飾り、豆の焼け具合でその年の天候や収穫量を占う「豆占」をする地域があることを紹介していますし、伝統的に「小豆粥」を食べる習わしもあります。

小豆粥は赤飯と同じくめでたい日の特別な食べ物。小豆の赤は、魔除けや厄払いの意味がありますから、邪気を祓い、新しい一歩を踏み出すパワーを与えてくれる食べ物でもあります。

また、この日は、しめ飾りや門松などの正月飾りを寺社に持ち寄って焼く「どんど焼き」が行われ、焼いた煙にのって年神様が天に帰るとされます。

その火で、正月飾りや、古いお札を燃やしていただけば、運気アップにつながりますし、餅や団子を焼いて食べると病気をしないといわれています。