「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
令和は現代版の戦国時代
2023年の大河ドラマ「どうする家康」の時代背景は、天下泰平の江戸時代ではなく、戦乱の戦国時代です。そんな戦国時代に、私は令和との共通性を感じます。なぜなら地球規模のパンデミックが勃発し、為替相場や株式相場が乱高下したり、第三次世界大戦のリスクが高まるなど、別の意味での乱世に突入したからです。
当然日本でも、経済は混乱し、増税を余儀なくされ、年金削減の伏線が敷かれるなど、私たち個人の生活にも暗雲が立ち込め始めました。
そこで今回は、税金・年金・老後という3つの切り口から見ていきましょう。
「増税」に対して、私たちはどうすべきか?
東日本大震災の復興予算は10年間で32兆円でしたが、コロナ予算は令和2年の単年度だけで77兆円だったそうです(*1)。令和4年までの3年間を合計すると、おそらく天文学的な数字になるでしょう。
また、岸田政権は、防衛予算を5年で43兆円と1.6倍に引き上げることを決めました。すべて合算すると、数百兆円規模になるかもしれません。
これらの天文学的なお金を、いったいどこから捻出するのか。言わずと知れた税金です。その税金は、いったい誰が支払うのか。すべて私たち国民にしわ寄せされます。
「年金」に対して、私たちはどうすべきか?
増える支出は税金だけではありません。年金掛金についても今後、負担増を強いられることが決まりました。従来は59歳にて年金掛金の支払い義務から解放されていましたが、今後は5年伸びて64歳まで支払い続けることになります(*2)。夫婦合算で200万円の支出増です。
「老後」に対して、私たちはどうすべきか?
年金負担が増えるのなら、同時に年金受取額も増えそうですが、そうは問屋がおろしません。
年金制度改正法と改正高年齢者雇用安定法の合わせ技で、年金受取年齢の70歳への引き上げが既成事実となったからです。これにより、もらえる年金が平均で2634万円減ることになります(*3)。
整理すると、年金受取総額が2634万円減り、年金掛金が約200万円増えるということ。合計で2834万円ですから、ザックリ3000万円近い老後資金が蒸発すことになります。
2019年の夏に「老後資金が2000万円足りない」という衝撃のニュースが駆け巡りました。もしこれが本当なら、蒸発する老後資金3000万円と合わせて、5000万円近い老後資金が足りないということになります。
「税金」「年金」「老後」の三重苦を一発で解決するワザ
徳川家康は、迫り来るピンチをひたすら耐えて、危機一髪で乗り越えてきました。私達も同じように、ひたすら耐え凌ぐしかないのでしょうか?
いえ、1つだけ、根本からスッキリ解決する方法があります。それは、「稼ぎ口二刀流」です。
「稼ぎ口二刀流」を使えば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まります。その結果、税金・年金・老後の三重苦を一発で解決できるようになるというわけです。自力で三重苦を一発で解決できる方法は、それ以外には見あたりません。
時代に翻弄されるがままの人生を送るのか、それとも自力で三重苦を一発解決するのか。あなたなら、どちらの生き方を選びますか?
*1 #あなたの「コロナ予算」
*2 納付期間45年へ延長検討 政府、国民年金保険料
*3 【年金蒸発!?】老後の生活のために、いますぐ稼ぎ口を2つにしなさい
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。