たった90日で劇的に成績を上げる新メソッド、一挙公開! 学年最下位をとっていた落ちこぼれが、勉強に目覚め、たった90日で「京大模試D判定⇒A判定&全国1位」に。そして京大に合格。そのときの勉強法を再現性あるものに練り上げ、「いつ、どの教科を、どう勉強するか」という受験戦略を構築。その勉強メソッドをまとめた『逆転合格90日プログラム』が10月11日に発売された。この特別寄稿は、その著者であり、予備校講師として、京大、早慶、医学部など、多数の合格実績を叩き出している篠原好氏が語る「試験当日の持ち物」だ。

【絶対忘れちゃダメ!】試験の超必須アイテム11選Photo: Adobe Stock

絶対忘れちゃダメ! 試験当日の11の持ち物

 いよいよ2日後、共通テストですね。本日は、私自身の経験をふまえて、試験会場にて「持っていてよかった!」便利グッズを紹介します。

【基本装備】

①受験票
②筆記用具(筆箱の中まで確認)
③お守り(または、お守り代わりに一番使った教材)
④時計
⑤現金(千円札中心で、合計1万円分)
⑥スマホ

 この6つは絶対にもっていかないといけない道具になります。「なんで千円札中心なの?」と思うかもしれませんが、これは自動販売機で使いやすくするためです。これに加え、持っておくと便利な道具を5つ、紹介します。

⑦カイロ

 私が浪人生だった時のセンター試験では、手がかじかみ、また、緊張もあって、手がガクガクと震えて、1教科目の試験開始30分間、1問もマークできませんでした。問題を解くことはできましたから、一通り解いてから、マークをすることで対応したのですが、「カイロ」を持っていくことで、手のかじかみを取ることは重要だと思います。

⑧イヤホン・ヘッドホン

 特に現役高3生の場合、試験会場には友達がいると思います。そして、だいたい、友達と試験の感想を言い合うことになります。そして、その行為こそ、絶対に受験生がやってはいけない行為です。ただ、試験会場で友達を無視することは難しいと思いますので、イヤホンや、大きめのヘッドホンを持っていくことで「話しかけるな」オーラを出しましょう。

 もちろん、試験が始まったら必ず電源を切って、音漏れをしないようにしてください。

⑨下痢止め

 突如、腹痛に襲われることもあります。水なしで服用できる即効性の下痢止めを持っておくと安心です。

⑩マスク

 共通テストで試験が終わりではありません。国立後期試験まで、健康第一です。去年、マスクをした状態で、点数が下がるのか実験しましたが、マスクをしてもしなくても、点数は変わりませんでした。マスクをしっかり着用し、感染症対策を完全におこなってください。

⑪あきらめない心

 受験は少年漫画ではありませんから「あきらめない人が勝つ」とは言えません。しかし「あきらめた人は負ける」とは言えます。

 最後の最後まで、全力で解きましょう。投げやりになることは、ここまで育ててくれた親や先生、そして、過去の努力してきた自分をも裏切る行為です。最後まで、全力で取り組んでください。