フェラーリ ピニンのディテールをチェック(画像3枚)

幻のフェラーリ「ピニン」、40年前にお蔵入りした4ドアセダンのコンセプトカーとはエクステリアはシャープなイメージでまとめられている
幻のフェラーリ「ピニン」、40年前にお蔵入りした4ドアセダンのコンセプトカーとは
幻のフェラーリ「ピニン」、40年前にお蔵入りした4ドアセダンのコンセプトカーとは

 地をはうような低いノーズを持ち、低くスムーズなプロポーションが特徴だ。そして、全体的にシャープなイメージでまとめられている。サイドのクリーンでありながらも凝ったキャラクターラインを持つこのスタイリングは、フィオラヴァンティのディレクションの元、フェラーリ・テスタロッサなどを担当したディエゴ・オッティナの筆によるものである。このピニンファリーナの文脈でデザインされたサルーンは当時、大変にセンセーショナルかつ、高い評価が下されたようだ。さらにこのピニンに続いて、ピニンファリーナ内部ではピニンIIと名付けられた当時のラインナップにあったモンディアルとデザインの親和性の高いバリエーションの開発も進んでいた。初の4ドアフェラーリの誕生を目指して…。