誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から生まれた『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれるvoicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」の“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】スマホから離れられない…1日を台無しにする“最悪の習慣”から抜け出す方法

スマホがテレビ抜き首位に

いまや生活必需品となったスマートフォン(スマホ)ですが、1日あたりのメディア接触時間で「携帯電話、スマートフォン」は146.9分で、「テレビ」の143.6分を追い抜いています(博報堂DYメディアパートナーズの2022年調査)。

広告費では、インターネットは2兆7052億円で、テレビは1兆8393億円と、かなりの差がつくほどになっています(電通の2021年調査)。ついつい仕事や勉強、家事などとのメリハリがなくなりがちでもあります。

スマホの時間を決めてみる

かつては「テレビばかり見てないで勉強しなさい」といわれていたものが、いまは「スマホばかり見てないで勉強しなさい」にかわったわけですが、たしかにスマホは貴重な情報源になっている半面、ついダラダラと使い続けてしまいがちですよね。

情報を追っている間に何時間も経過して、他にやらなくてはいけないことが、後回しになってしまう人も少なくないでしょう。そういう人は、シンプルにスマホを使う時間を決めてみましょう

他に優先してやるべきことがあるのであれば、スマホが役立つどころか、むしろ生活を邪魔しかねません。ひたすらテレビを見続けたり、ゲームをやり続けたりするのと変わらないわけです。

その日やるべきことを“見える化”

無駄に費やしがちな時間があるとすれば、使う時間を決めるしかありません。優先してやるべきことがあるのなら、終わったあとに使うか、休憩がてら5分とか10分使うと決める。

アテクシは、その日やるべきことを毎朝チェックして、それが終わればフリータイムにしています。そうすると気持ちが楽だし、フリータイムを満喫できますから、スマホだって使いたい放題。そうやって後回ししないようにできないのであれば、スマホを使う時間を決めてみましょうね。

本稿は『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。