五輪でなぜフランスが重要な位置を占めているのか
オリンピックのアナウンスを聞いていて、英語より先にフランス語が流れているのを不思議に思った人もいるかもしれません。じつは近代オリンピックの開催と国際オリンピック委員会(IOC)の設立は、フランス人の教育者であり歴史家のピエール・ド・クーベルタン(1863~1937)によって唱えられました。そのため、フランスは近代オリンピックにとって重要な位置を占めています。
1894年にパリのソルボンヌ大学で開催した会議において、ピエール・ド・クーベルタンによって、4年に1度、現代スポーツのプログラムとして、オリンピックを開催することが決定されました。
今後、フランスはパリ2024に向かって順次、物事が決まっていきます。オリンピックのマスコットは2022年の秋に公開され、2023年には1350万枚のチケットが一般販売される予定です。