ステップ2「バックヤードの設定」
日常よく着る服以外のアイテムを隠す

 エリアを区切ったら、できた収納空間のどこに何をしまうか、大まかに決めます。

 ここでも、ポイントは二つ。
・使いやすい場所は「日常よく着る服」に充てる
・使いにくい場所は「バックヤード」にする

 部屋がコンパクトだからこそ、見えなくていいモノは隠して、邪魔になるモノは避けておきます。

 バックヤードの存在は重要です。バックヤードに充てると良さそうな場所を、ステップ1で整えた間取り図で確認してみましょう。

 バックヤードに充てると良さそうな場所は、下記の二つ。
・やや離れたところにある、ベッド下収納
・扉の開け閉めが必要/開けた扉が邪魔になる、既存のクローゼット

 クローゼットを日常よく着る服のために活用したいなら、手前側の扉だけ外してみるといいでしょう。扉を開閉する手間がなくなり、使いやすい場所になります。

 さて、バックヤードには、下記のような日常よく着る服以外のアイテムをしまいます。
・オフシーズン服
・冠婚葬祭服
・季節のレジャー服(水着/スノーウエア)
・お休み中のスポーツウエア
・思い出&記念のTシャツ

 これからの季節は湿度が高いので、通気性の良い不織布ケースなどにまとめる、防虫剤・除湿剤を設置するなどのケアを忘れずにしましょう。