4位のランクインした
インフロニアHDとは

 4位は、インフロニア・ホールディングスで、平均年収は983.0万円。聞き慣れない名前だと思う人もいるかもしれないが、同社は21年10月に前田建設工業と、前田道路、前田製作所などを傘下に持つ持ち株会社として発足した。

 実は、21年と22年に同様の趣旨で実施したランキングでは、対象が単体従業員数100人以上だった。それが今回のランキングでは対象を同50人以上としたため、インフロニア・ホールディングスがランクインしたというわけだ。なお、持ち株会社のため単体従業員数は69人と、他社に比べて極端に少ない。また、平均年齢は39.6歳とやや若い。

 5位は清水建設で、平均年収977.9万円。本ランキング企画では3年連続で5位だった。

 それでは、6位以下の計152社の順位を見てみよう。本ランキング企画ではかつて4位が“定位置”だった大成建設が何位になったのか。他の大手、準大手、中堅ゼネコンは何位だろうか?

 なお、全152社のうち、平均年収が1000万円以上の企業はランキングのトップ3だったが、900万円台の企業が10社、800万円台の企業が31社あった。詳しくは、次ページ以降のランキングをチェックしてほしい。

(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)