誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy精神科医Tomyきょうのひとことの“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】“無意識の辛さ”から抜け出すための解決法・ベスト1Photo: Adobe Stock

辛さ、しんどさを放置しない

辛いこと、しんどいことでも、頑張って、無理を押して続けることはありませんか?

しんどくても続けられそうなら続けてもいいのですが、しんどさを放置しないでください。

しんどさが解消されるような方向に調整しながら、続けてほしいのです。しんどいことを、しんどいまま続けても、あまりいいことがないです。

やり方を変えてみる

アテクシはVoicyの収録を週1回、1週間分(平日5日分)をまとめて収録していますが、このルーティンがだんだんしんどくなってきたので、週1回まとめてではなく、毎日1回ずつ収録する方法に変えようかと思っています。

このように、しんどさを感じたら、それに耐えて頑張るというよりも、やり方を変えてみたほうがいいです。

いろいろと試してみて、ちょっと楽になる方法を見つける。しばらくして、またしんどくなってきたら、他の方法を試してみる。

つねに“しんどさ”を最小限にする

そうやって1度できあがったルーティンで自分を縛るのではなく、つねに柔軟性を持って創意工夫しながら、しんどさを抱える時間を最小限にしてあげるといいです。

1度スタイルを確立すると、しんどいと感じるようになっても、同じことを続けてしまいがちです。なぜなら、変化することに、何となく「面倒臭さ」を感じるからです。

しかし、やり方に変化を加えてみると、意外と「早くこうしておけばよかった」と思えたりします。どうか、しんどいことを放置しないという姿勢を自分の中に備えておいてくださいね。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。