働きながら3年で、9つの資格に独学合格! 大量に覚えて、絶対忘れないノウハウとは?
「忘れる前に思い出す」最強のしくみ、「大量記憶表」を公開!
本連載の著者は棚田健大郎氏。1年間必死に勉強したにもかかわらず、宅建試験に落ちたことをきっかけに、「自分のように勉強が苦手な人向けの方法を編み出そう」と一念発起。苦労の末に「勉強することを小分けにし、計画的に復習する」しくみ、大量記憶表を発明します。棚田氏の勉強メソッドをまとめた書籍、『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』の刊行を記念して、本書の内容を一部公開します。
試験当日でも点数爆上げ! 最強の見直しテクニック
合格率を高めるために一番大切なこと、それは「見直し」です。
ワンブーストや難問パスを駆使することで、問題を解くのが遅い人でも15分以上の見直し時間を作れるようになります。
※ワンブーストとは、「選択肢1が正解だった場合、その他の2、3、4の選択肢は読まずに飛ばすというテクニック」。詳細は前回記事「試験本番の焦りを消すテクニック、すぐできるコツ」を参照
見直しのポイントになってくるのが「優先順位」です。
問題に記号をつけよう
見直しの時間は限られていますから、優先順位を決めて素早く確認していく必要があります。私は見直しの優先順位が一目でわかるよう、問題番号の部分に次の記号を書いていました。
・難問と考えてパスした問題……………☆
・解けたけれど若干自信がない問題……◎
・ワンブーストで解いた問題……………○
見直しの優先順位は、☆→◎→○です。
最後まで到達したら、まずは☆をつけた問題(パスした問題)から着手し、次に◎をつけた問題(若干自信がない問題)を再度確認、そして最後にワンブーストの見直しという順番で見直しをしていました。
このように一目でわかるように目印をつけておくと、見直しをする際に迷う時間がなくなるので、より効率的です。
(本原稿は、棚田健大郎著『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』を編集・抜粋したものです)