ほかのお母さんが、オレのこと「イクメン」って言うんだよね
→全力で否定しておくね!!
(夫へのひと言36歳Eさん)
●家では育児不参加だが外ではイクメンを装う
家族で公園に行った日の夕食時に、自慢げな表情で夫が発したひと言。そもそも『イクママ』とは言わないのに男性だけ『イクメン』として特別にもてはやされる違和感に加えて、いつもは子どもがグズりだしても知らんぷりなのに、一歩外に出ると、子どもを抱っこしたり、甲斐甲斐しく世話を焼きはじめたりと、義理の両親や知り合いの前での“よきパパアピール”をする人もいます。そこだけを見たママ友に、「いいパパもって幸せだねー」などと言われても、妻は嬉しいはずがありません。イメージばかりで実体のない『イクメン』という言葉が独り歩きしているケースも多く、世の妻たちはもどかしい思いをしてしまうことも。
地雷ワードの言い換え
「よその奧さんにはイクメンって言われたけど、君に言ってもらえなくちゃね」
他人からの評価は嬉しいものですが、実質が伴わないと意味がありません。一番大切なのは妻の評価です
パパ、帰ってきましたよ~
→空気読め!
(夫へのひと言25歳Yさん)
●子どもに対する愛情の深さはありがたいのだが
どうにか子どもの寝かしつけを終えて妻がほっと一息ついたのも束の間、飲み会などから帰宅した夫が上機嫌で子どもの寝室にわざわざ顔を出し、満面の笑みで発しがちなセリフ。1日外で働いていて子どもとの時間をとれなかったのですから、愛情も伝わり憎めない行為ではあります。しかし、そのせいでやっと寝てくれた子どもが目を覚まし、キャッキャと騒ぎはじめるなどして、再び寝かしつけ作業が発生するわけです。今まで長時間を費やして達成した状況を無駄にされた妻にとっては、ありがた迷惑な行動でしかありません。無関心な夫に比べればまだマシとはいえ、子どもへの愛情というより、むしろ自分の都合優先の困った夫といえます。
地雷ワードの言い換え
「今日もありがとう。子どもの笑顔が見たいな」
仕事をがんばって帰ってきたら、子どものかわいい笑顔に癒されたいという気持ちはわかります。まずは1日がんばった妻に労いの「ありがとう」を伝え、そのあとに妻も大好きな「子どもの笑顔が見たい」と伝えましょう