立教大学・現代心理学部

 心理学科と映像身体学科がある。レポートが多く忙しい。研究室にこもりっぱなしの学生がいる一方で、「自分が学びたい分野のゼミがない」という不満の声も。

 映像身体学科は、映像制作をしたり、ダンスや演劇など、人間の身体にかかわる技法を学び、「世界的視野を持つ、映像製作者」の育成もめざす。

「映画監督や放送作家など専門家の先生に指導してもらえるのがいい」(現代心理学部生)。個性が強い学生が多く、教授もアートに身をささげているような変わり者タイプが目立つ。

立教大学・異文化コミュニケーション学部

 異文化コミュニケーション学科のみ。学部名のとおり、異国の文化を学ぶ学部だが、英語の他にドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語からひとつを選んで、2言語の運用能力を修得できるのがウリ。

 1年次の英語科目では1ケタ台の極少人数制クラスによる授業を実施。2年次には半期の留学が必修。国際コース選抜入試の合格者を主な対象としたコース「Dual Language Pathway」では、専門科目をすべて英語で履修し、卒業論文は英語で作成する。「イベントや情報交換の機会が多く、自然に交流が深まる」という仲良し学部。

「英語力がネイティブレベルの帰国子女もいて、ノリが違う」と他学部からは見られている。他学部生との交流の機会は少なく、「一緒の授業は体育しかない」とのこと。「卒業後は外資系企業に就職するのが王道」だそうだ。

まとめ

 それぞれ、ジャンルではくくることができないだけにキャラは濃い。昔にはなかった学問ばかりなので、好きなことを学びたいと考えている学生にはぴったりだろう。