20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。

大学生Photo: Adobe Stock

 日本の大学の中でもトップグループにいるのが、神戸大学だろう。今回は神戸大の中から2つの学部を紹介する。

理学部

 数学、物理学、化学、生物学、惑星学の5学科。1学年140人ほどの学生に対し、教員が110人弱。各学科20~35人定員の少人数制だ。10数年をかけて学舎の大改修や再編が行われ、講義室やラーニングコモンズ、研究室・実験室などの整備が完了。

「恵まれた環境で勉学に励むことができる」「研究室に泊まり、下山して灘温泉(六甲道店)でひと風呂浴びて授業に出るようになれば、一人前」という。

工学部

 建築学、市民工学、電気電子工学、機械工学、応用化学、情報知能工学の6学科。神大の中で最も定員数が多く、夜遅くまで賑やかな学部。「最先端の研究をしている研究室が多く、国内外との企業との産官連携による活動も活発」「応用化学は工学部の中でも本気でしんどいらしい」とのこと。