日本人の英語熱は明治維新の頃から高まり続ける一方、英語学習を「つらい」と感じる人はいまだ多い。そういった無邪気な学習者たちに笑顔を取り戻してもらうべく、仕事ができない社員や、愛社精神の低い社員、窓際族などによる非エリート風の言い訳や失敗をまとめた書籍『ろくでもない英語の言い訳300』が刊行された。ネイティブもあきれかえる、職場では絶対に使えないその内容とは? 同書から特別に一部を公開する。

ろくでもない英語の言い訳300イラスト:村上テツヤ

「失われた記憶を取り戻すため、今日はお休みします」
“To recover my lost memories, I’ll be taking the day off today.”

 酒飲みであれば誰しも一度くらいは、酔っぱらって記憶をなくした経験があると思います。多くの場合笑い話で済まされ、何度も経験している方は武勇伝として語ったりもします。飲酒した次の日は休日になるような習慣を我が国に根付かせるように、このセリフを活用ください。

堂々と二日酔いで休むフレーズ

「見知らぬ駅でお巡りさんに身柄を拘束されたので、今日は休みます」
“I was taken into custody by a police officer at an unfamiliar station, so I won’t be coming in today.”

 最近は鉄道会社の直通運転が進み、在来線でもかなり長距離を運んでくれます。うっかり熟睡しようものなら軽く2つくらいの県境をまたいで目覚めるなんてことも。やらかしたと後悔すると同時に、ぐっすり眠ったため妙に気分がよい不思議な感覚に陥ります。

----------

「結果にコミットできないので、今日は休みます」
“I can’t ‘commit’ to the results, so I’m taking the day off today.”

 結果にコミットの「コミット」はいわゆる一つの和製英語で、某CMによる造語です。言葉の意味はよくわかりませんが、とにかくすごい自信ということだけは伝わってきます。「へのつっぱりはいらんですよ」のようなものです。

----------

「アルコールと学生気分が抜けないので、今日は休みます」
“I can’t shake off the effects of alcohol and my student-like behavior, so I’ve decided to take a day off today.”

 アルコールはわかりますが、学生気分は1日で抜けるものなのでしょうか。

(本稿は、『ろくでもない英語の言い訳300』を抜粋、再構成したものです)