【楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。
ブログより気軽に
はじめられること
よく、副業を考えている人、定年後の収入源を探している人などから、「ネット通販とブログを書いて稼ぐのとどっちがいいですか?」と尋ねられることがあります。
収入を得るためにブログを書くメリットは、「金銭的なリスクが少ない」「誰でもはじめられる」「スキマ時間にできる」ことなどがあります。
一方、これまでネット通販は、「資金が必要」「顧客対応に手間がかかる」「梱包や配送などの作業が多い」といったイメージが強かったです。
元手0円、週1・月1の稼働でもOK
しかし、さまざまなテクノロジーやサービスの進化のおかげで、ネットショップは元手0円でも、週1回・月1回パソコンを開くだけでも運営できるようになっています。
もはや、ネタを探して記事を書き続けなければならないブログをはじめるよりも、手間なく運営していけるとさえいえます。
客単価(利益)が違う
またブログで得られる収益は、10円、100円単位の金額を細かく積み重ねていくものです。
一方で、ネット通販は商品単価にもよりますが、まとめ買いなどの施策をすれば、客単価を数千円、数万円とアップすることが可能です。
実際に私が運営するショップでは、数百万円単位の受注をいただくこともあります。
ネット通販がブログと
圧倒的に違う点
こう説明しても、ブログとネット通販は、そこまで違いはないのでは? と思われたかもしれません。しかし、ネット通販がブログと圧倒的に違う点があるのです。
それは「顧客名簿」という継続的なビジネスにとって、大きな財産となるものを蓄積できることです。
顧客名簿の重要性は日本では江戸時代から知られていて、当時は「大福帳」(売り掛けの記録)と呼ばれ、商人は火事が起きたら大福帳を井戸に投げ込んで、燃えないようにして逃げたともいわれます。火事で店が焼失しても、大福帳があれば立て直せると考えられたからです。
商品をオススメできるという
シンプルにして大きな優位性
顧客名簿があれば、一度買ってくださったお客さんの嗜好に合わせて、オススメ商品を案内することができます。
いちげんのお客さんよりも一度買ってくれたお客さんのほうが、圧倒的に購入率は高いですから、顧客名簿は大きな武器なのです。
関連商品やコミュニティも提案
さらには、関連商品や顧客ニーズに応える商品を提案することも可能です。
ワインであれば、似た味わいのワインを提案することもできますし、ワイングラスや単価の高いワインセラーを提案することも可能です。
ワイン会などのイベントを開催することもできますし、月会費や年会費によってワイン好きが集まるコミュニティをつくることも考えられます。
お客さんとつながり
継続的な関係を築く
一方、ブログの収入源は、大半が「アフィリエイト」(成果報酬型広告)であり、記事を読んだ人が興味を抱いた広告の企業から商品を購入することで、手数料を得られます。
それだと、たとえ商品を気に入ってリピートしたとしても、ブログの執筆者とつながることはありません。
その点、「好き」を商品にすることができたら、継続的につながりを持てるということも魅力の1つです。
同じ嗜好を持つお客さんに繰り返し購入してもらったり、さらに別のものを紹介して喜んでもらったりすることができます。
断然、ネット通販をオススメ
実際、私のショップでは、継続的に10年以上も買い続けてくださっているお客さんが少なくありません。
もちろんブログを否定するわけではありませんし、ブログを書くのが好きな人は自分が書く文章への反応を楽しめばよいと思います。
私自身はお客さんと交流する楽しみを持ち続けたいので、断然、ネット通販をオススメします。
※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。