「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

認知症になりやすい人のわるいスマホ習慣【わかっているけどやめられない人へ】Photo: Adobe Stock

スマホも使い方次第で脳がよくなる

 20年前には存在しなかった、iPhoneなどのスマートフォン。今は、私たちの生活において、なくてはならないものになっています。でも、そのスマートフォンの使い方が、認知症のリスクを高めることは、ご存じですか?

 認知症なんて、まだ自分には関係ないと思われた方もいるかもしれません。でも、認知症は、日頃の生活習慣によって、発症リスクを上げることも下げることもできるのです。あなたが毎日、無意識にとっている行動が、認知症につながるかもしれません。次の3つ、当てはまりませんか?

・寝る直前まで、スマホを使っている
・スマホを開くと、無意識にSNSを見ている
・目的もなく、ネットニュースをダラダラ見てしまう

 詳しく解説していきますね。

1.寝る直前まで、スマホを使っている

 認知症発症リスクに大きく関わるのが、夜の睡眠習慣。私たちの脳は、寝ている間に、アミロイドβという不要なタンパク質を、掃除しています。実は、認知症を発症している人は、このアミロイドβが異常に蓄積されているのです。

 寝る直前まで、スマートフォンを触るのは、よくないというのは、何となくご存じの方も多いかもしれません。私たちが寝るときに分泌されるメラトニンというホルモンが、スマートフォンのブルーライトによって、出にくくなります。つまり、変に目が冴えてしまって、寝にくくなります。これを毎日続けてしまうと、睡眠の質が悪くなり、認知症発症リスクにつながるのです。寝る前の1時間は、スマートフォンを触らないようにするなど、ご自身のルールを設け、睡眠の質を上げるよう意識しましょう。

2.スマホを開くと、無意識にSNSを見ている

 SNSに関わらず、「無意識に見ている」ということが、この項目では重要となります。認知症の発症を予防する習慣として、大切なことは、日々どれだけ脳を使えるか。無意識に、SNSをチェックしている状態は、ただただ流れてくる情報を見ているだけの状態。ただ、見ているだけの状態では、ほとんど脳を使えていないのです。

 SNSをチェックするときは、意識的に脳を使うようにしましょう。たとえば、いつも見ている芸能人やインフルエンサーの投稿に、一言でもコメントを残してみたり、ノウハウ的なものであれば、自分の日常生活にどう活かせるのか、考えてみたり。また、日記代わりに、今日1日の振り返りを、自分が投稿することもオススメです。

3.目的もなく、ネットニュースをダラダラ見てしまう

 ネットを開けば、最近話題のニュースなどが、たくさん上がってきます。一つ開くと、関連する記事が、また出てきて、それを開くと、また次の記事が出てくる。あれ、知らない間に15分、20分経っていた、そんな経験がある方は、要注意。これも、脳を使っていない習慣です。たくさん記事を読んだ気になりますが、関連記事ばかり読んでいるので、結局は一つのトピックしか読んでいないなんてことも、よくあります。ネットニュースを読むときは、目的と時間を決めましょう。

 SNSやネットニュースも、使い方を工夫すると、脳を活性化するツール。スマホをスマートに使って、日頃から脳を使う習慣を身につけましょう。

 毎日の脳トレには、『1分間瞬読ドリル』もオススメ。たった1分行うだけで、記憶力・判断力・思考力・発想力・読解力・集中力すべてを鍛えることができるので、今からの認知症予防にピッタリです。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。