○「ダメもとで打診」も一手

 ただし、これは就活上、絶対にやってはいけない「ご法度」的なものではありません。

 たとえばクリエイティブ系ならば、ポートフォリオの提出は一般的です。

 つまり、きちんと「許可」をとっておけば良いのです。

 話すのが苦手な人なら、事前にまとめた資料でPRする方が、やはりやりやすいでしょう。

 そのため、ダメ元にはなりますが、事前に、「言葉で説明するよりもお見せした方がわかりやすいので、面接当日にこういった資料を持ち込んでも良いでしょうか?」
 と、打診しておくことをおすすめします。

「無礼者」と秒殺されるNG行為

 面接がオフィシャルな場なのは知っているはずなのに、学生気分が抜けないのか、「等身大の自分じゃ落ちる」という不安からか、あるいは間違った就活テクに染まってしまったのか、つい礼節に欠ける行為をやらかす人が毎年けっこうな数います。

 不採用に即、直結するNG行為なのですが、本人はまったく悪気がなく、むしろ正しいと勘違いしているケースが多いため、細心の注意が必要です。

○「逆質問」に面接官が抱く本音

 代表的なのが、面接中の逆質問。

「~って、ご存知ですよね? 実はこれは~」
「私って~じゃないですか?」
「すみません、仰っている意味がよくわからないのですが、これは~ということでしょうか?」
 など。

 面接官が「とりあえず質問してみた」といったあいまいな質問なら、意図の確認は必要でしょう。

 ただ、就活面接において、そんな質問はレアです。