すぐにXやそれ以外のSNSで、これは星野源・新垣結衣夫妻のことであるという詮索が始まり、星野さんに対してはバッシングの声も出始めていた。また「不倫」相手とされた「番組共演した某NHKアナ」についても実名を投稿する人が複数いる状況だ。
星野さんの所属事務所であるアミューズの法務部がX上でコメントを出したのは、5月23日の3時28分。滝沢氏の投稿からわずか6時間足らずであり、アミューズ側の危機感というか「怒り」が伝わってくる。
投稿は「滝沢ガレソ氏によるXでの投稿」から始まり、3回にわたって滝沢氏の名前が挙げられている。投稿内容は「事実無根」であることに加え、さらに「虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討」と示しており、「アミューズが本気で怒っている」という印象を受ける。
また、星野さんの公式Xアカウントもアミューズの投稿を再投稿し、開設以来ほとんど更新されることのなかった新垣さんのXアカウント・プロフィール欄には、「いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません」などの文言が追加された。
これに対して滝沢氏は23日夕方の時点で投稿を消しておらず、アミューズの投稿に対しての反応も行っていない。
わずか4年で273万フォロワーに成長した
脅威のインフルエンサー
滝沢氏が現在のアカウントを開設したのは2020年1月。そこから瞬く間にフォロワー数を増やし、現在は273万フォロワーを有する。
X(旧ツイッター)をやっていない人でも、この数が並ではないことは想像がつくだろう。
たとえば岸田文雄首相のフォロワー数は82.2万、若者を中心に人気の紅白出場歌手「あの」さんでも114.8万。インターネットとの親和性が強いYouTuberのヒカキンさんは706.4万フォロワーとさすがに及ばないが、ヒカキンさんのアカウント開設が2010年であることを考慮すると、4年足らずで現在の数までフォロワーを伸ばした滝沢氏の爆発力がわかる。
滝沢氏の「芸風」は、拡散数やフォロワーをいかに伸ばすかに振り切ったものという印象を受ける。SNS上でバズりそうな芸能や時事ネタを抽出し、箇条書きなどわかりやすい形で要約、さらにニュース画像や流出したLINE画像などを添えることでインプレッション数を伸ばしていた。