部屋ではボーっとする
――お部屋でこだわってるのとかってありますか。
湯:特にはないです。でも綺麗な部屋っていうよりは、ちょっとぐちゃっとしてたほうが生活感あって、自分的には落ち着きますね。でもぎちぎちではなくて。
――見てるほうとしても、少しぐちゃっとしていたほうが情報量が多くて楽しいです。
湯:和室にちゃぶ台があるんですけど、あれもタダなんですよ。リサイクルショップ見てたらおばあちゃんが、「これ邪魔なんだけども、いらない?」みたいな。じゃあもらいますっていって、おばあちゃんと一緒に運んで。
――リサイクルショップは意外です。
湯:リサイクルショップが多いですね。あとアマゾンとか楽天とか。だから、ここのブランドの家具がいいとか、特にこだわりがなくて。
――こういう部屋にしていきたいって方向性あるんですか。
湯:植物、レコード、でっかいソファーみたいな。ソファーは今ないのですが。植物見ながらレコードかけてでっかいソファーでゴロンと座るみたいな。
――ボーっとできる部屋にしていくっていう感じなんですか。
湯:はい。
人生は「衣食住」が10割
――最後に、「気分」って人生において何割ぐらいですか。
湯:何割だろう。5割くらい?
――残りの5割は……?
湯:そう考えると10割かもしれないですね(笑)。あんまり考えたことないですけど。でも、「衣食住」をちゃんとしていれば、勝手に気分が上がってくるような気がします。やることやってるから自己肯定感というか。掃除とかもホコリ溜まってんなと思ったら、もうそこで取っちゃうみたいな。洗濯しないとなって思ったら、もうすぐスイッチを押すとか。そんな感じです。
(取材・構成 書籍編集局 工藤佳子)