「生活は続く」から始まるコメントと共に、毎日のように自炊画像をX(旧Twitter)にアップし続ける謎のインフルエンサー「湯が沸いた(@yugawaita)」氏。彼の投稿には常時数千を超えるリアクションがある。本記事では、『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(キム・ダスル著、岡崎暢子訳)の発売を記念して、謎のベールに包まれた「湯が沸いた」氏のこだわりに迫った。

「衣食住」を整えれば自己肯定感がグングン上がる。納得の理由とは?稲垣えみ子『家事か地獄か』(マガジンハウス刊)がお気に入り

自分を持っている人の街、秋葉原

――最近買った本はありますか?

湯が沸いた(以下、湯):稲垣えみ子さんの『家事か地獄か』(2023年、マガジンハウス刊)を買いました。たまたま見つけたんですよ。稲垣えみ子さんの本はこれが3冊目かな。前作はずっと前に読んでたんです。それで、たまたま本屋歩いてたら「あ、稲垣えみ子じゃん」と思って買って、今ずっと読んでます。振り切りすぎてて面白いですね。

――面白そう! おすすめの街とか好きな街とかありますか。

湯:秋葉原。人がごちゃごちゃいるけど、疲れないというか、皆馴染んでるというか。原宿渋谷とかだったら、疲れるじゃないですか。秋葉原はちゃんと自分の好きなものを持ってきて、遊びに来てるみたいな。自分が好きだから、他人は関係ないみたいな。自分を持ってる感じが良いなと思いますね。

――他に趣味や、お気に入りの場所などはありますか?

湯:趣味、なんだろうな。すみだ水族館の年間パスポートを持ってるんです。暇な時とか、会社早く終った時とかに行ってます。コーヒー買って、ペンギン見ながらボケっとして。平日の夕方とか夜なんてほぼ人がいないんです。年パスも全然2回行けば元取れます。

――いいですね!

湯:あとは新宿御苑がお気に入りです。500円で入れるんです。中にスターバックスがあるんでそこで何か買って、ブランケット広げてもうボケーっとこうやって。朝に用事は済ませて、夕方からは自宅でゆっくりするみたいな。そんな感じです。

――憧れの人とか推してる人はいますか?

湯:農家の人ですかね。農家の人とか漁師やってる人とか。有名人とかも考えたんですけど、なかなか出てこなくて。農家の人が最強だと思うんですよね。やっぱ自分で食べるものを作れるっていうか、最悪自分の力で生きていけるじゃないですけど。

――自炊をしているから特に感じるのでしょうか?

湯:スーパーとかに行っても、野菜コーナーの端っこのほうに形は悪いけど農園直送です、みたいなのをたまに買うようにしてます。