僕だってこの「面白い」ことを常に追求してきた。僕が毎日多くの人と会おうとしているのは、ビジネスの新しいアイデアを生むためでもなければ、人脈を広げるためでもない。

 楽しいから、人と会っているだけだ。

 面白い人と面白い時間を過ごす。その結果、ビジネスの新しいアイデアが生まれ、仕事が広がり、人脈も広がる。

 これは1日24時間をできるだけ「ワクワクすること」だけで埋めようと努めている結果なのだ。

 “なぜ英語を身につけたいのか”

 それはきっとあなたが未来の自分像に「毎日をワクワクしている」イメージを結び付けているからにちがいない。

 生きている時間を楽しむことはエネルギー(活力)になる。

 だから勉強も楽しんだほうが、必ず大きなエネルギーとなって予想以上の成果となる。

 楽しければ没頭するし、没頭できれば集中力の濃さが明らかに違ってくる。

 没頭できる勉強の仕方を見つけよう。

周囲が引くくらい無我夢中に
なることこそが学びだ

 常識や周りの目を気にせず、自分が夢中になれるもの。子供の頃に遊んだゲームやスポーツはそうじゃなかったか?母親に「ご飯だよ、帰ってきなさい」と大声で呼ばれても、近所の仲間とずっと遊んでいたのでは?

 それこそが無我夢中の時間なのだ。忘我の境地に入り、時間がたつのも忘れてしまうのだ。

 大好きな海外ドラマがあったら狂ったように視聴しよう。今はテレビではなくネットでもたくさん配信されている。NetflixでもHuluでもAmazon Prime VideoでもABEMAでもなんでもいい。好きなドラマの英語のセリフなんて全部覚えてしまおう。

 ただし、最初からセリフを聞き取れなくてもいい。英語字幕で確認するか、シナリオ(脚本)のスクリプトをグーグルで「タイトル名 script」で検索して拾うこともできる。聞き取れなかった英語の答えが知りたければ、それで間に合うはずだ。

 周囲の人が引くくらい無我夢中になる。それこそが「学び」だ。

 帰宅して無意識にテレビのスイッチを入れ、ダラダラと見ていたバラエティ番組に替えて、英語版の海外ドラマや映画を見る。帰宅後や休日のリラックスタイムに見る番組を英語化しよう。ちゃんと日本語字幕も付いているから内容も理解できるはずだ。

POINT(3):勉強という概念を捨てよう。言葉は慣れだ。毎日接するべきものだ。だから、スケジュールにはワクワクするものだけを詰め込むのだ。毎日接したくなるように。