「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【お金がかからないが大事!】「脳」と「体」を健康にする昔ながらの方法Photo: Adobe Stock

運動習慣が脳の健康と関係がある

・エレベーターがあれば、エレベーターに乗る
・近距離でも電車・バス内で立つのはおっくうだ
・階段や坂道で息切れがひどい
・仕事が忙しくて運動なんて、できない
・通勤は、車やバイクを使うことが多い

 一つでも当てはまる人は、要注意!運動不足傾向にあります。運動すると、体にいいことは想像できますが、「運動習慣が脳の健康と関係がある」のはご存じでしょうか。

 なりたくない病気ランキング1位の「認知症」。認知症とは、脳の働きが悪くなり、記憶力や判断力が衰え、日常生活に支障が出る状態です。運動することで、アルツハイマー型認知症の原因と言われる、アミロイドβというタンパク質を減らすことができるうえに、脳が活性化します。具体的には、週3回以上の運動習慣を持っている高齢者は、認知症になりにくいことが分かっています。

「仕事が忙しくて運動なんて、できない」という人に、気軽に取り組むことができる運動習慣をご紹介します。気軽にできるものばかりですので、運動習慣を身につけて、脳も体も健康になりましょう。

1.3階までなら、階段を使う

 エレベーターがあるとしても、3階までなら、階段で上ると、自分の中でルールを決めてしまいましょう。1日3階分の階段を上ることを1週間続けると、脳卒中の死亡リスクを20%下げるという、研究データもあります。それほど、階段を上るだけで、身体や脳に良い効果があるのです。まずは、2階、もしくは3階までは、階段で上ると、決めるところから始めましょう。

2.歩きながら、脳を使う

 ウォーキングなどの有酸素運動が、認知症に効果的といわれていますが、その効果をさらに高める方法があります。歩きながら、脳を使うこと。たとえば、100から7ずつ引き算しながら歩いたり、誰かと一緒に歩く場合は、しりとりしながら歩いたり、1から数えて、3の倍数で拍手しながら歩いたり……。どんなことでも結構です。「歩くこと」と「計算すること」などを同時に行なうことで、脳を活性化させることができます。

3.ラジオ体操を行なう

 誰しも経験があるラジオ体操。「今さらラジオ体操?」と思われる方もいるかもしれないですが、ラジオ体操を3年以上続けている人は、肉体年齢が実年齢より若いというデータがあります。また、音楽に合わせながら、正確に体を動かそうとすることで、脳の活性化にもつながります。ラジオ体操第一は、たった3分間。毎日たった3分間のラジオ体操で、脳と体を健康にすることができるのです。

 もう一つオススメな習慣が、『1分間瞬読ドリル』です。毎日たった1分で、記憶力、判断力、思考力、発想力、読解力、集中力を鍛えることができます。ぜひ、ご家族やお友だちと一緒に、楽しみながら脳活してみてください。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。