日本株のつみたて投資枠適格ファンドは結構あるので、選ぶのには困らないと思うけど、TOPIX(東証株価指数)のインデックスファンドがいいのか、一般的なアクティブファンドの適格ファンドを選ぶべきかは、これまた悩ましいんだな。
TOPIXって、S&P500に比べるとまた別の問題というか課題がある。
今は呼び名から変わってしまったけど、昔でいう東証一部上場企業全部を入れているのがTOPIXなんだよね。
でもさ、全部って全部すぎるでしょ、って思うわけ。少しはスクリーニングしてくれないかなぁと。
かといって、全業種の代表選手を日本経済新聞社がチョイスした225社からなる日経平均株価のインデックスファンドがいいのかというと、もう脱線がすぎてしまうので詳しくは言わないけど、それはそれで気になる。
もし、つみたて投資枠に合格しているアクティブファンドから納得いくものが選べるなら、それがいいかもしれない。
さて、次のアイデアにいこう。
NISAには成長投資枠という、年間240万円まで投資できる枠があるよね。
つみたて投資枠に成長投資枠を組み合わせて「コンセプトファンド」で補正していくっていうのはどうだろう。
コンセプトファンドのほとんどが成長投資枠でしか買えないからね。
ちなみに成長投資枠であっても、別に一括で買う必要はなく毎月の積立で買っていけるので、両方とも積立にすればいいからね。
その際、つみたて投資枠の月10万円を使い切らないと成長投資枠での積立をしちゃいけないようなイメージがあるかもしれないけど、そんなことはないんだよね。
つみたて投資枠と成長投資枠をことさらに分けずに、まずは自分が行うべき積立の総額を先に考え、その後に「買いたいファンドがどちらに属するか」を考えるという順番でいいんだよね。
給料の25%、できれば35%を強制天引きすることから考えようね。
その金額全体をNISAの中で、買いたいファンド目線で割り振るという考え方だ。わかりづらいよね。具体例を挙げて説明してみる。
インデックスファンドは7割
コンセプトファンドは3割でチューニング
例えば、手取り20万円の30%である月6万円の積立と、ボーナスでは15万円の一括投資ができるんだとしようか。