
初代が登場してから50年
シビックRSが帰ってくる
現行シビックのマイナーチェンジとともに、RSが帰ってくる。奇しくも1974年に初代シビックRSが登場してから、ちょうど50年だ。ホンダの場合“RS”は、ロードセーリングを意味する。
初代シビックが現役の頃はエンジン出力がまだ低く、高速道路を巡行するのは容易なことではなかった。そんな中、高出力エンジンを搭載して、あたかも水上を帆走するように悠々と気持ちよくハイウェイを走らせたい、という思いがRSには込められていた。
性能が段違いに高まった現代では、高速道路を満足に走れるのは当たり前。だが、より気持ちよく走りたいという思いは変わらない。そのニーズに応えるホンダの回答が、今回のシビック RSである。エンジンは1.5Lターボ(182ps/240Nm)、トランスミッションは6速MTを組み合わせる。