「話が長い」と感じさせている
嫌われる「自分語りが多い人」の特徴としてあげられるのは、自分語りが多いと「思われていること」それ自体です。
禅問答のようですが、実は相手から「この人は話が長い」と感じさせていることそれ自体が「嫌われるおしゃべり」の特徴になってしまっています。
先程も述べたとおり、実は、自分語りが多い人は結構たくさんいます。ただ、その中でも特別つまらない人だけ自分語りが多い人と思われてしまうのです。
話が面白ければ「自分語り」とは思われない
あなたの職場にも、話が面白い人がいると思いますが、その人は実は、自分語りも多いはずです。ただし、周りからは自分語りが多い人ではなく、「話が面白い人」だと認識されているのではないでしょうか。
このように、相手から面白くなくてただ話が長い人と思われているのにそれに気づかずにそのスタンスを続けていることが、嫌われてしまう要因です。周りから自分がどう見られているかを意識できていないがために、こういった悲劇が起きるのです。「周りからどう見られるか」を意識できないことは職場においては致命的と言えるでしょう。
以上のように、自分語りが多いというのは、相手に話が長く感じさせてしまう人です。自分が飲み会の時などに周りからどのように見られているのか、どのように立ち回ればより嫌われなくなるのか、今一度考えてみましょう。
(本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』の著者に取材して構成した原稿です)