あえて「頼りたくない同僚」だと思われよう
では、あなたの職場にこのモンスター同僚がいたら、どう対処するのがよいのでしょうか。
正解は「モンスター同僚のあなたの評価を下げる」です。
実は思考を考えると対応は簡単です。彼らは、自分より仕事ができそうな人に粘着することで仕事の成果物のクオリティを高めようとしています。つまり、自分の評価をうまく下げることができれば、あなたに粘着する必要性がなくなるわけです。
ターゲットを絞って「バカなフリ」をしよう
ここで重要なのが「バカなフリ」です。
具体的には、たとえあなたがやり方を知っていることであっても、「知らないフリをしてやり方を教えてもらうようにする」のがおすすめです。
それを繰り返していくと、モンスター同僚は「そんなことも知らないのか」とあなたの評価を下げていきますし、場合によっては「自分でやったほうが早い」と判断してあなたと分担していた仕事を引き取ってくれる可能性もあります。
せっかく同じ量働くなら「評価」につなげたほうが得
このように立ち回ることで、他の同僚からの評価を下げずに、そのモンスター同僚だけから限定的に低く評価されることが可能です。仕事を押し付けられる機会もだんだんと減っていくはずです。
あなたの仕事のコスパを高めるうえでは、こういった同僚から「頼られない」ための関係性を構築する技を使っていく必要があります。
「評価につながらない仕事」だけをやってしまうのは、非常に損です。
「頑張り損」にならないためにも、「自分が頑張った分、正当に評価される」戦略を意識して使うようにしてみてください。
(本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』の一部を編集・調整・加筆した原稿です)