
伊藤明子 監修、若宮寿子 レシピ作成・調理
ルール06 毎日みそ汁を飲む
必須アミノ酸や善玉菌が豊富なみそは、体や脳の健康維持に欠かせません。みそ汁にたっぷりの野菜やきのこ、海藻などを加えれば、善玉菌と食物繊維を一緒に摂ることができ、腸活パワーがさらにアップ!1日1~2杯を目安とし、2~3種類ほどの具材を入れると栄養バランスが整いやすくなります。
ルール07 肉は脂身よりも赤身を選ぶ
肉の脂に含まれる「飽和脂肪酸」は、摂り過ぎると肥満や糖尿病といった生活習慣病を招く原因となることがわかっており、子どもの頃からできるだけ控えることをおすすめしています。豚肉や牛肉を食べるときは、脂肪の多い部位は避けて赤身肉を選び、鶏肉の皮には脂が多いので外しての調理がおすすめですが、好きな方は食べる頻度を減らしましょう。
ルール08 水分は基本、水やカフェインレスのお茶にする
ジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水を水代わりにガブガブ飲んでいると、気づかぬうちに糖質を摂り過ぎてしまいます。健康そうに見える野菜ジュースも、実は糖質が多く含まれているので注意が必要。水分補給は水か無糖のお茶にし、1日の中でちょこちょここまめに飲むよう促しましょう。
心身に良くないため
できれば控えたい食材
牛乳
牛乳は鉄の吸収を阻害してしまうため、飲み過ぎはNG。飲む場合は1日1杯(200ml)を目安にしましょう。
加工肉
ソーセージやハムなどの加工肉に含まれる添加物には、発がん性のあるものも。食べる場合は無添加タイプを選びましょう。
マーガリン、バター
バターやマーガリンは体によくない「飽和脂肪酸」。さらにマーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、摂り過ぎると心疾患などのリスクを高めることがわかっています。
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高たんぱくお好み焼き

材料(2人分)
豚薄切り肉…120g
キャベツ…100g
ニラ…20g
長いも…60g
卵…2個
水…1カップ
小麦粉…70g
プロテインパウダー…30g
米油…大さじ1
中濃ソース…大さじ2
マヨネーズ…大さじ2
かつお節・青のり…適宜
作り方
(1)キャベツはせん切り、ニラは3cm長さに切る。長いもはすりおろしておく。
(2)ボウルにAを順に入れてその都度泡立て器で混ぜ、1を加えてよく混ぜる。
(3)フライパンに米油をひいて中火で熱し、2の半量を丸く流し入れ、豚肉半量を広げてのせる。
(4)底面が焼けたら裏返し、フタをして2分蒸し焼きにする。これをもう1枚作る。
(5)器に盛り、ソースとマヨネーズを塗り、お好みで青のり、かつお節を散らす。