最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。

人日の節句にするといいこと

神様は見ている! 1月7日【人日の節句】に、運がいい人、お金持ちの人がする特別なこととは?Photo: Adobe Stock

1月7日は、人日の節句です。
この節句では、春の七草を入れた「七草粥」をいただき、若菜の生命力を授かることで無病息災を願います。現代では、正月のご馳走疲れの胃をいたわるという意味でも親しまれています。

無病息災と豊作を祈って食べる七草粥は、健康によい運気をもたらすだけではありません。七草のグリーンの色には「若返り」「再生」の運気もあり、挑戦する気持ちやアンチエイジング効果もありますよ。
芹、なづな、御行、はこべら、仏座、すずな(かぶ)、すずしろ(だいこん)の7つが入ったおかゆを食べて、邪気祓いと無病息災を願いましょう。

七草粥はラッキーフード!ぜひ良い器で食べてください。
風水では、「食器は人をつくる」と言います。
何を食べるかだけでなく、どんな器で自分をもてなすかで、人生の幸運度が変わってきますから、器までこだわることが、開運のコツですよ。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。