1億円以上稼ぐ取締役1109人の実名! 上場3935社「年収1億円以上幹部」ランキング#22

実は日本の上場企業には「年収1億円以上」のビジネスパーソンが1109人もいる。果たして、どんな顔触れなのだろうか?報酬が、諸外国に比べて低過ぎるという指摘もあるだけに、年収が高いこと自体は批判されるべきではないだろう。ただ、業績や株式市場からの評価が振るわないにもかかわらず、1億円ももらっているのであれば、従業員や株主は心穏やかではいられないかもしれない。そこで、ダイヤモンド編集部では上場企業3935社を対象に、年収1億円以上の経営陣を調査、業界ごとに実名でのランキングを作成した。特集『1億円以上稼ぐ取締役1109人の実名!上場3935社「年収1億円以上幹部」ランキング』(全24回)の#22では、情報通信業界の報酬ランキングを掲載する。(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

情報通信業界は年収1億円以上が91人!
ソフトバンク系圧勝、NTTとKDDIは少なく低い

 情報通信業界で年収1億円以上を受け取る幹部は91人とかなり多い。本特集で紹介してきた業界別の人数では「電機」の136人がトップだが、それに次ぐ数となる。

 ダイヤモンド編集部では、経営トップの会長、社長のみならず役員を対象に、年収1億円以上の高額な報酬を受け取っている人物を業界別に集計した。1社から複数人が記載される場合もある。また、本特集では高収入を単純に批判する狙いはない。ランキングには、年収額と併せて、PBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)、時価総額も掲載しているので、それらに「見合う年収」を得ているかの参考にしてほしい。今回は情報通信業界を対象とした。

 集計の結果、情報通信業界で「年収1億円以上」は91人いることが判明した。全業界の平均が33.6人だから、企業数が多いという背景はあるものの、かなり多い。

 中でも目立つのが、ソフトバンクグループ系の企業だ。持ち株会社であるソフトバンクグループからは2人、その傘下であり携帯電話を手掛けるソフトバンクからは5人、同じく傘下のLINEヤフーからは6人と合計13人になる。

 一方、同じく通信大手である日本電信電話(NTT)からは2人、NTTデータグループから1人と、くっきりと明暗の分かれる形となった。同じく、KDDIからも3人のみとなった。そして、NTTとKDDIの幹部は金額の面でも、ソフトバンクグループ系に比べて低かった。

 では、ソフトバンクグループ、KDDI、NTT、LINEヤフー、ネクソン、オービック、Speee、メルカリ、デジタルガレージ、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、スクウェア・エニックス・ホールディングス、エイベックス、ソフトクリエイトホールディングス、KADOKAWA、野村総合研究所、カプコン、シンプレクス・ホールディングス、コーエーテクモホールディングス、GMOペイメントゲートウェイ、コナミグループ、日本通信、ポールトゥウィンホールディングス、光通信といった企業の幹部たちは、幾らもらっているのだろうか。全業界の上場企業の平均と比較して水準は高いのだろうか。次ページで実名と共に一挙に見ていこう。