仮に、売上目標を1000万円(10,000千円)としたときに、「それを何社のお客さんで、どうつくるのか」を、とてもシンプルなシートにすると、こんな感じになります。

拡大画像表示
目標金額を顧客ごとに割り当てて、さらにどの顧客にどの商品をいくら買っていただくのか、というふうにブレイクダウンする構造になっています。
しかしながら、これだけ渡しても、ちゃんと書いてくれない、あるいは、どう書けばいいかわからないという事態になることが予想されます。
もちろん、口頭説明をして理解を深めることも重要ですが、せっかくなら、ワークシートと一緒に、次のような記入例を渡すと親切です。

拡大画像表示
こういう具体的な例があると、「何を書けばいいのか」つまり、「何を書いてほしいと言われているのか」を読み解くことができます。
商談状況については、リストから選ぶように設定しておくことで記入内容のブレを抑えることができますし、金額の小計や合計(青いセル)に関しては、最初から数式を埋め込んでおくと良いでしょう。
ここまでお膳立てしたら、ひとまず、部下に埋めてもらうのを待ちましょう。このワークシートを、期待通りに埋められたかどうかをチェックするのが、上司であるあなたの次の仕事です。