帰宅の途中の電車内でアンケートを読む。バスの前のほうの席で添乗員とドライバーのやりとりを間近に見ていた人々がドライバーのことをあれやこれやと書き立てていた。
「ドライバーは添乗員のことを無視してひどい」「添乗員さんがかわいそう」などなど私の言いたいことを何人かが書いていた。よくぞ書いてくれた。読んでいてスッキリした。
アンケートというのは怖い。国内ツアーだと今日のように添乗員が読むこともできる。
添乗員に文句を言いたい時には代わりに旅行会社に直接メールを送るということも時にはある。

海外ツアーだと糊づけの封筒で提出という旅行会社がある。それどころか帰りの飛行場から宅配便で旅行会社に送らせるところもあるほどだ。
旅行会社としては、それほど厳重な対策を練っていても、いろいろあるのがアンケートなのだ。
ある海外ツアーで参加者から旅行会社に、「アンケートを読んでいただいたか」との電話があった。会社にはその方のアンケートは届いていない。添乗員が提出しなかったのだ。
参加者は、「そんなことだろうと思った」と言った。そして添乗員のことをケチョンケチョンに言ったという。
旅行会社では添乗員を呼んで事情を聞いた。結果として添乗員はその会社から出入り禁止となってしまったという。
さて、本日のツアーのアンケートは今後、どう扱われるのやら。ちょこっと意地悪ではあるが、少し楽しみだなぁ。