行列から始まった投資ストーリー
私が最初に注目したのは、2016年2月でした。
都内・新宿で友人との食事を終え、夜9時すぎに街を歩いていると、長い行列が目に入ってきました。
「この行列、なんだ!?」と思って近づくと、「いきなり!ステーキ」に入店待ちするお客の行列だったのです。
気になってスマホで検索
気になって、スマホをとり出して検索してみると、運営会社は東証マザーズ(現・東証グロース)上場「ペッパーフードサービス」。この時点では、株価がまったく動いていませんでした。
当時は「立ち食いステーキ店」という業態は珍しかったので、ひとまず日をあらためて店に行ってステーキを食べてみました。
ステーキは美味しいけれども、私の消費者感覚からすると、立ち食いではなく、座って食べたいと感じました(その後、しばらくして椅子が導入されました)。
注目から1年後に株価が動き出した!
その後、実際に株価が動きはじめたのは、最初に注目してから1年経った2017年2月でした。
当初の思惑より時間はかかってしまいましたが、投資家から注目されて上昇トレンドに入ってからの株価は、上下を繰り返しながらも、じわじわと上昇していったのです。
実質のある銘柄はサラリーマン投資家の味方
このように実質をともなって値上がりする銘柄は、ビジネスが伸びているうちは、ある程度の安心感とともに保有し続けられます。
売るタイミングにしても、「ビジネスの伸びが鈍化してきたな」ということを確認してからでも遅くはありません。
本業が別にあるサラリーマン投資家にとっては、絶好の投資対象となります!
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。