Photo:da-kuk/gettyimages
日本企業の大型買収や事業再編が相次ぐ中、その黒子として巨額の手数料を稼ぎ出す投資銀行。エリートの代名詞でありながら、その実態はベールに包まれている。激動の時代を勝ち抜くのはどこか。長期連載『金融インサイド』内の特集『インベストメントバンカー M&A請負人の正体』で彼らの正体に迫る。
#1 2月16日(月)配信
トヨタ・NTT・ソフトバンクG巨大再編の陰の主役!「投資銀行」の最新序列、M&A50兆円市場急拡大で熾烈な人材争奪戦が勃発
日本企業が関与するM&Aなどの取引総額(ランクバリュー)が、2025年に50兆円を突破した。24年の20兆円台から倍増した驚異的な膨張の理由は、豊田自動織機の非公開化やNTTによるNTTデータグループの完全子会社化などの大型ディールが相次いだことにある。その裏でシナリオを描き、取引が成立すれば数十億円、時には百億円超という巨額の成功報酬を手にするのが投資銀行だ。野村證券、米ゴールドマン・サックス、三菱UFJモルガン・スタンレー証券―― 。彼らの最新序列を明らかにし、過熱する人材争奪戦の内幕と市場の行方に迫る。
#2 2月18日(水)配信
王者・野村に死角はあるか?投資銀行部門トップが激白、1000人の部隊で上場企業の9割を網羅する「勝利の方程式」
2025年のM&Aリーグテーブルで23兆円超という史上最高額をたたき出し首位を奪還した野村證券。トヨタ自動車やNTTなどのメガディールを独占する背景には、歴代のバンカーが紡いできた「歴史的なタスキ」と、国内1000人超体制による圧倒的なネットワーク力がある。外資系がグローバル網を武器に攻勢を強める中、国内最強の「M&A請負人」に死角はあるのか。インベストメント・バンキング統括として投資銀行部隊を率いる武村努副社長が、野村独自のグローバル戦略と人材育成の全貌を明かす。
#3 2月20日(金)配信
ゴールドマン・サックス“名門”M&A部隊の新司令塔が明かす、「不世出の傑物」持田前社長退場後の成長&人材戦略
世界ナンバーワンの投資銀行で、日本で50年超の活動実績があるゴールドマン・サックス。日本法人を長年率いた持田昌典氏の退任後、名門M&A部隊のかじ取りを任されたのは、投資銀行部門共同部門長に昨年就任した高鍋鉄兵氏だ。日本企業が劇的な変革期を迎える中、新司令塔が描く新たな成長戦略、そして前例のない人員増強の全貌を明らかにする。
#4 2月24日(火)配信
みずほ強制調査で激震!監視委が狙い撃つ投資銀行の「構造的病巣」とは?インサイダー取引が根絶できない決定的理由
みずほ証券の投資銀行部門に所属する社員によるインサイダー取引疑惑が浮上し、証券取引等監視委員会が強制調査に乗り出したことが明らかになった。2月には三田証券の元取締役投資銀行本部長がインサイダー取引の疑いで逮捕されたばかり。なぜ投資銀行でインサイダー取引が繰り返されるのか。そこには投資銀行のビジネスモデルが持つ構造的な原因と、「市場の番人」である監視委が金融エリートの牙城に狙いを定めた明確な意思がある。
#5 2月25日(水)配信
【独自】野村證券インベストメントバンカーの職位別給与を初公開!リーグテーブル王者も実はSMBC日興に劣る年収に「外資へ人材が流れる」必然
2025年のM&Aリーグテーブルで競合を大きく引き離し、最大手の存在感を見せつけた野村證券。その実績の派手さや「野村は高年収」というイメージとは裏腹に、実は投資銀行部門の待遇が「トップ」というわけではない。取材で判明した職位別給与レンジを比べると、投資銀行部門の年収水準でSMBC日興証券が野村を上回っていることが分かった。さらに外資系投資銀行の年収レンジとも照らし合わせ、中堅層で外資への人材流出が止まらない“必然”を数字で浮き彫りにする。
#6 2月27日(金)配信
三菱UFJとモルガン・スタンレーの最強タッグで“総合格闘技”を勝ち抜く!投資銀行部門トップが明かす「3年で1割増員」計画
日本最大の金融グループの顧客基盤と、米ウォール街の知見。この「日米最強のハイブリッド」を武器に、2025年のメガディールをことごとく射止めたのが三菱UFJモルガン・スタンレー証券だ。同社の投資銀行部門を率いる別所賢作副社長は、複雑化する現在のM&Aを、知略と体力の双方が問われる「総合格闘技」に例える。僅差の勝ちを積み重ねるためのプロフェッショナル哲学と、さらなる巨大案件の波を見据えた「3年で1割」という強気の人材拡充策の全貌に迫る。
#7 3月2日(月)配信
横浜銀行が自前の「投資銀行チーム」結成!外資系証券からの転職組を受け入れ、上場中小1200社の“空白地帯”へ攻勢
投資銀行業務は、もはやメガバンクや大手証券の独壇場ではない。地方銀行の雄・横浜銀行は、欧州の外資系証券から専門チームを招聘し、大手の手が届かない「空白地帯」の中堅企業へ攻勢を掛ける。年収数千万円の「プロ人財制度」を武器に、時価総額1000億円未満の企業から「投資銀行難民」を救う横浜銀行の狙いに迫る。
#8 3月4日(水)配信
三井住友は野村&三菱の牙城を崩せるか?SMBC日興証券の投資銀行部門統括が反転攻勢の「切り札」を明かす
野村證券、米ゴールドマン・サックス、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に続く2025年のM&Aリーグテーブル4位が三井住友フィナンシャルグループだ。その投資銀行部門を率いるSMBC日興証券の山田宗弘専務は「課題はグローバルのケーパビリティにある」と現状を分析し、米投資銀行ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの提携深化を最優先事項に掲げる。さらにもう一つ、「顧客が強く望んでいる」と語る、不可避の強化ポイントとは何か。上位3社の牙城を切り崩す反転攻勢の「切り札」を山田氏が明かした。
#9 3月6日(金)配信
大和証券、欧米ブティック買収で築いた独自網でM&A収益1000億円へ!スタープレーヤーに頼らない脱成果至上主義の「大和流・勝利の方程式」
メガバンク系の圧倒的資本力や、野村證券の盤石な国内網が火花を散らす投資銀行の主戦場。その中で「独立系」としての立ち位置を鮮明にし、独自のグローバル戦略で存在感を放つのが大和証券だ。一匹おおかみのスタープレーヤーに頼らず、海外のミッドキャップ領域を深掘りする独自の生存戦略を確立し、2030年にM&A収益1000億円を目指す。グローバル・インベストメント・バンキング本部長の山本徹専務が、競合と一線を画す「大和流・勝利の方程式」の全貌を明かす。
#10~ Coming Soon
Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda
















