Photo:SANKEI, JIJI
上場企業の社外取締役に、アナウンサーやキャスター、スポーツ選手、俳優、モデルらが就くケースが相次いでいる。取締役会の多様化に加え、知名度や発信力、生活者目線を取り込む狙いもあるが、彼ら彼女らは実際にどれほどの報酬を得ているのか。ダイヤモンド編集部が主な「タレント社外取」をピックアップし、37人の実名と報酬リストをまとめた。特集『社外取10821人の全序列【2026最新版】熱狂バブルの落とし穴』の#5では、報酬額の高い順にタレント社外取の顔触れを見ていく。(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)
ABCマートに榎本加奈子氏、畑野ひろ子氏
「女性タレント」が圧倒的多数に
上場企業が、アナウンサーやスポーツ選手、俳優、モデル、キャスター、文化人らを社外取締役に起用する動きが広がっている。
昨年話題を集めたのが、「ABCマート」を運営するエービーシー・マートだ。同社は、社外取締役に元タレントの榎本加奈子氏(45)とモデルの畑野ひろ子氏(50)を起用した。
もちろん、タレント社外取といっても、単なる広告塔ばかりではない。元アナウンサーやキャスターであれば、メディア対応や広報、消費者目線への知見が期待される。元スポーツ選手なら、組織づくりや人材育成、メンタルマネジメントへの助言が見込まれる。弁護士やコメンテーター、ジャーナリストとして活動する人物も、法務やコンプライアンス、社会情勢への知見を取締役会に持ち込める。
もっとも、世間の注目を集める一方で、「お飾りではないのか」との見方も根強い。では、企業はこうしたタレント社外取にどれほどの報酬を支払っているのか。
ダイヤモンド編集部は、上場企業の社外取「全10821人」について、報酬や兼務社数などを独自に試算。その中から、アナウンサー、キャスター、スポーツ選手、俳優、文化人、著名メディア関係者ら37人をピックアップした。
37人のうち、女性は32人に上る。タイトルにもある通り、今年のタレント社外取リストは「女性タレント」が圧倒的多数を占めた。
それでは、タレント社外取として最も高額な報酬を得ていたのは誰なのか。次ページから、報酬額が多かった人物を順に見ていこう。







