第309回
リーダーといえども他の者の範となるには自らの得意を知る必要がある
上田惇生
ドラッカーは、リーダーたる者は、なすべきことからではなく、なされるべきことから考えよとさえいう。なすべきことを考えよというと、安易に、なし…
2012.10.29
マネジメントの父と称されたドラッカーの残した膨大な著作。世界最高の経営学者であったドラッカーの著作群の中から、そのエッセンスを紹介する。
第309回
上田惇生
ドラッカーは、リーダーたる者は、なすべきことからではなく、なされるべきことから考えよとさえいう。なすべきことを考えよというと、安易に、なし…
2012.10.29
第308回
上田惇生
成功したイノベーションをしらみつぶしに調べ、それらの契機となったものを分類したところ、いちばん多かったのは発明・発見ではなかったという。そ…
2012.10.23
第307回
上田惇生
有能な人材の確保については、中小の組織が負っていたハンディが消えつつある。特に、大企業への就職が終身の保障を意味しなくなったために、中小の…
2012.10.15
第306回
上田惇生
経営者が成果をあげるには、近頃の意味でのリーダーである必要はない。これまで会ったCEOのほとんどが、いわゆるリーダータイプではない人だった…
2012.10.12
第305回
上田惇生
ドラッカーは、真に新しいものには、イノベーションを行なった者や企業家には想定できなかったニーズや市場が必ずあるという。それはほとんど、自然…
2012.10.1
第304回
上田惇生
組織に欠陥があるときに表れる症状にはどのようなものがあるか。ドラッカーは、会議が多過ぎるということは、仕事の分析や仕事の大きさが十分でなく…
2012.9.26
第303回
上田惇生
ドラッカーとは、「今日の転換期の到来を予告した現代社会最高の哲人」(ケネス・ボールディング)であると同時に、体系としてのマネジメントを確立…
2012.9.19
第302回
上田惇生
「誰でも、自らの強みについてはよくわかっていると思う。だが、たいていは間違っている。わかっているのは、せいぜい弱みである。それさえ間違って…
2012.9.10
第301回
上田惇生
ドラッカーは、イノベーションに成功するには避けるべきタブーが3つあるという。それはちょうど、イノベーションに成功するための心得を反対側から…
2012.9.3
第300回
上田惇生
ドラッカーは、イノベーションに成功するには、3つの心得が必要だという。いずれも当たり前のことでありながら、しばしば無視される。
2012.8.27
第299回
上田惇生
問題は、すべて複雑である。あらゆるものが、あらゆるものに、複雑に絡み合っている。あらゆる視点から見るには、あらゆる異論を必要とする。
2012.8.20
第298回
上田惇生
あらゆる組織が、人を幸せにし、社会をよりよいものにするために存在する。ドラッカーは、「そのようなことは考えたこともないと言える組織は、修道…
2012.8.6
第297回
上田惇生
今日では、ほとんどあらゆる政治リーダーが行政の縮小を唱えて政権に就く。だが、彼らの成果たるや惨憺たるものである。世界中いずれの国でも、彼ら…
2012.7.30
第296回
上田惇生
今日、提携は百花繚乱である。合弁をはじめ、情報収集、研究開発、マーケティング、その他事業活動のあらゆる局面で、多様な形態の下に行なわれてい…
2012.7.23
第295回
上田惇生
「流行や修辞、あるいはマスコミ用語として、先進国で若さが強調されることはありうる。しかし現実には、あらゆる先進国が、その関心と行動の双方に…
2012.7.9
第294回
上田惇生
急速な社会の高齢化は、何をもたらすのか。高齢化社会の到来を、「見えざる革命」と名づけたドラッカーは、三つの変化を教える。
2012.7.2
第293回
上田惇生
一流の仕事ができるようになるには、生まれつきの才能などいらないというのだから、うれしくなる。しかも必要なのは、習慣的な姿勢と基礎的な方法だ…
2012.6.25
第292回
上田惇生
あらゆる組織が、世のため人のために存在する。すべて組織は、世の中や人が必要とするものを生み出し、届ける。だからドラッカーは、組織としての企…
2012.6.18
第291回
上田惇生
成果が現れるのは、今日ではなく明日かもしれない。しかし行動するのは、明日ではなく今日である。今日以外に行動の日はない。
2012.6.11
第290回
上田惇生
産業革命によって生産力は増大した。自由に経済活動を行なえば豊かになるとのご託宣もあった。その資本主義が約束を果たせなかったとき、今度は、生…
2012.6.4