
最終回
特別編「蕎麦今昔物語(2)」――蕎麦のオーラの道は、明日に続く
鎌 富志治
“蕎麦前なくして蕎麦屋なし”これは作家の故・池波正太郎氏が蕎麦屋酒の楽しみを語ったものです。蕎麦屋で呑む酒を蕎麦前といい、文字通り蕎麦が来…
2010.6.4
ここなら誰を誘っても文句が出ない、時代の先端を走る「特上・手打ち蕎麦屋」を紹介。こだわり亭主たちの店づくり、あなたがまだ体験したことのない蕎麦と蕎麦料理。その店独特の「オーラ」の味わい方教えます。
最終回
鎌 富志治
“蕎麦前なくして蕎麦屋なし”これは作家の故・池波正太郎氏が蕎麦屋酒の楽しみを語ったものです。蕎麦屋で呑む酒を蕎麦前といい、文字通り蕎麦が来…
2010.6.4
第27回
鎌 富志治
蕎麦はどうして日本人の心をこうも魅了するのでしょうか。今回から2回にわたり特別編として、蕎麦の歴史を紐解きながら、手打ちの物語りなどをして…
2010.5.21
第26回
鎌 富志治
40年前、名門「更科」の大看板を背負って手打ち蕎麦の復活の旗を立てました。布恒の辛汁か、辛汁の布恒か、蕎麦好きはそれだけで店内に引き込まれ…
2010.5.7
第25回
鎌 富志治
蕎麦を毛嫌いしていた高校生が、オーラが立ち昇る蕎麦と出合い、心溶けました。以来、18歳から13年の修行を積み重ねた蕎麦料理。「藪から坊」の…
2010.4.23
第24回
鎌 富志治
一冊の本に出会って300店もの蕎麦屋を巡り、蕎麦の道をひた走りました。脱皮するかのように新しく、大きな蕎麦屋へと昇ってきた「石はら」。その…
2010.4.9
第23回
鎌 富志治
かつて他店の亭主たちがこぞって見聞にきたといいます。開店前から客が店頭に並んだ、あの名店「ほしの」をつくり上げた亭主亡き後、今は1人で蕎麦…
2010.3.26
第22回
鎌 富志治
桜新町、サザエさんの町で、寿司屋の二代目は生まれました。寿司の「しゃり」を嫌って2店の和食修行に入り、やがてご近所さんが待ちに待った本格懐…
2010.3.12
第21回
鎌 富志治
蕎麦屋修行に少し遅れて入った店主でした。料理は創造力だと知り、葉山の海岸通りの隠れ家のような古民家で「惠土」流の蕎麦懐石を創り上げました。
2010.2.26
第20回
鎌 富志治
人気蕎麦屋3店を学び歩いた店主。黒姫山の“蕎麦の聖地”で野菜料理に目覚め、フレンチスタイルの料理チョイスのプリフィクスにたどり着きました。…
2010.2.12
第19回
鎌 富志治
蕎麦屋では珍しく“精進料理”で遠来の客を迎える「一如庵」。もっとも僕が惹かれたのは、料理の美しさでした。飾りつけやレイアウトといった技巧を…
2010.1.29
第18回
鎌 富志治
元経営コンサルタントが、自らの戦略理論を、京の舞台でミシュラン一つ星に変えました。「蕎麦屋にこら」は、蕎麦屋の新しいヒストリーを創っていま…
2010.1.15
第17回
鎌 富志治
“蕎麦のルイ・ヴィトン”、茨城の金砂郷で獲れる常陸(ひたち)秋蕎麦はそう呼ばれます。その金砂郷に魅入られて、手打ちの階段を駆け上ってきた人…
2009.12.25
第16回
鎌 富志治
ある日、“会津の血”が騒ぎ出して、蕎麦屋修行に走る。師匠から得たものを神楽坂で大きく育て上げました。その蕎麦屋仕事に、10月、ミシュラン一…
2009.12.11
第15回
鎌 富志治
亭主は蕎麦打ち、女将は料理。二人で分け合って、二人以上の美味しさを創る。学んで、探求して生み出す季節の清々しい蕎麦料理が「銀杏」にはありま…
2009.11.27
第14回
鎌 富志治
イタリアでの車の設計を手始めに、帰国して音響デザインを。そしてエコに目覚めて、蕎麦屋にたどり着きました。自然を愛し、ドイツの黒い森に思いを…
2009.11.13
第13回
鎌 富志治
小さい頃の、「月待ちの滝」を世に出したいという夢が、緑の蕎麦をも創りあげました。その滝水にかかるオゾンを浴びに、遠くから人は惹き寄せられま…
2009.10.30
第12回
鎌 富志治
“手打ちの時代”の足音に誘われた人がいました。東村山の川辺にひっそりと佇む「土家」の亭主です。農家に入り、窯を開いて、千客を迎える蕎麦懐石…
2009.10.16
第11回
鎌 富志治
江戸の昔を語り部のように再現する蕎麦屋があります。ミシュラン一つ星「翁(おきな)」です。その輝きは白色の更科蕎麦の上にきらりと光っています…
2009.10.2
第10回
鎌 富志治
何かに導びかれるように、蕎麦屋へと手を引かれた人がいました。割烹調理を極めた男が“蕎麦一枚”の魅力に勝てなかったのです。包丁技が切れ味鋭く…
2009.9.18
第9回
鎌 富志治
逸話の数だけ、人は大きくなるのでしょうか。誰もがうらやむ作家に愛され、天ぷら名人の教えを受け、「松翁」にはその仕事に惚れる上客が集まりまし…
2009.9.4