チャールズ・ダーウィンの『種の起源』は「地動説」と並び人類に知的革命を起こした名著である。しかし、かなり読みにくいため、読み通せる人は数少ない、本書は、短時間で読めて、現在からみて正しい・正しくないがわかり、最新の進化学の知見も楽しく解説しながら、読者の「頭の中」に、実際に『種の起源』を読んだ後と同じような記憶が残る『『種の起源』を読んだふりができる本』が発刊される。長谷川眞理子(人類学者)「ダーウィンの慧眼も限界もよくわかる、出色の『種の起源』解説本。これさえ読めば、100年以上も前の古典自体を読む必要はないかも」、吉川浩満(『理不尽な進化』著者)「読んだふりができるだけではありません。実物に挑戦しないではいられなくなります。真面目な読者も必読の驚異の一冊」、中江有里(俳優)「不真面目なタイトルに油断してはいけません。『種の起源』をかみ砕いてくれる、めちゃ優秀な家庭教師みたいな本です」と各氏から絶賛されたその内容の一部を紹介します。
『種の起源』を読んだふりができる本
「同じ農薬を何年も使っていると、農薬が効かない昆虫が現れる…」。その時に、畑で起こっていることとは→「絶滅と進化」の関係から学ぶ

【2025年ノーベル生理学・医学賞は、日本人研究者の坂口志文氏が受賞】「制御性T細胞」の発見は“何が凄いのか”をわかりやすく解説

「哺乳類のオスが持つ“Y染色体”は、3億年前には約1500個の遺伝子があったが、現在は約50個に激減…」。このペースで推移すると、“人類の男性は絶滅する”という説の「驚くべき真相」とは?

「いちばん古い家畜と考えられている動物はイヌである。最古の化石は約3万3000年前のもので、ロシアで見つかっている…」。現在のゲノム解析でわかった「たった一つのイヌの起源」とは?

「あなたがどんな生き方をしようと、とにかく生きているかぎり、あなたは生存闘争から逃れることはできない…」。生物学の巨人ダーウィンが教える、この世界の「残酷すぎる真実」

人気生命科学者が「タイトルであなどってはいけない。内容はがっつりで、正確に面白く、そして、わかりやすく解説されていく。でも、『種の起源』をわざわざ読む必要もなくなってしもたわ」と称賛した一冊とは?

「すべてがメスで無性生殖だけで生きており、完全な脱水状態や凍結状態でも生き延びる…」。“永久凍土”からも発見、約2万4000年前の状態からも蘇生する「衝撃の生物」の正体とは?

アリゲーターもサケも激しく闘い、クワガタムシは他のオスの巨大な大顎で傷を負わされる…メスをめぐるオスの闘争「性淘汰」とは? 知の巨人・ダーウィンが教える

【メダカやイワナなどの謎】湖や川は陸地で隔離されていて、別の湖や川に移動することが難しい。では「淡水魚」はどうやって生息する場所を広げているのか?…知の巨人・ダーウィンが教える

【カッコウは自分で子育てをせず、他の鳥に子育てさせる】ダーウィンが教える、カッコウに「托卵」という“奇妙な本能”が生まれた理由

【“進化”は種の繁栄や保存のためには起こらない】俗説を信じている人は必読、人気の生物学者が教える「進化」の驚きの真実とは?

ダーウィンは自然淘汰を発見していない?“誤解だらけの進化論”の真実

【知の巨人ダーウィンと考える】5億年前、さまざまな動物が驚異的に数を増やした「カンブリア爆発」はなぜ起こったのか?

人類に知的革命を起こした名著『種の起源』を理解するために必要な「進化の4つの仕組み」とは?

飽食する人の子孫の寿命は短い?…「獲得形質」の遺伝に関する、たった1つのしかし重大な誤解

金魚はなぜ口をパクパクさせるのか?…水中に棲む魚が「肺」を持つその意外な理由とは?

植物の種子は海流に乗って北半球から南半球へ移動する!?…その驚きの「移動能力」の実態とは?

屋久島の樹齢2000年を超える巨大なスギは、他の無数のスギを犠牲にしている…「生存闘争」という残酷な真実とは?

鳩はオスも授乳するのに、人間のオスはなぜ授乳しないのか?

生涯にわたって「お金」のために働いたことは一度もなかった…史上最高の生物学者ダーウィンの「あまりにも太い実家」とは?
